CVE-2020-8816 の詳細
CVEの情報
説明:
Pi-hole Web v4.3.2 (aka AdminLTE) allows Remote Code Execution by privileged dashboard users via a crafted DHCP static lease.
CVE更新日: 2020-05-29 19:15:10.983000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 7.2
KEVの情報
KEV更新日: 2021-12-10
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.781900000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2020-8816に関する脆弱性調査結果を以下に解説します。
1. 脆弱性の概要
1.1 影響
Pi-hole Web v4.3.2 (AdminLTE) には、認証されたダッシュボードユーザーが細工されたDHCPスタティックリースを介してリモートコード実行 (RCE) を可能にするコマンドインジェクションの脆弱性が存在します。攻撃者は、ウェブサーバープロセスが持つ権限で任意のシェルコマンドを挿入し実行することができます。
1.2 深刻度
CVSSv3.1の基本スコアは7.2(High)と評価されています。 また、本脆弱性はCISAの既知の悪用されている脆弱性(Known Exploited Vulnerabilities: KEV)カタログにも登録されており、実環境での悪用が確認されています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
本脆弱性は特定のOSバージョンではなく、Pi-hole Webインターフェースのバージョンに影響します。Pi-holeは通常LinuxベースのOS上で動作するため、Pi-holeがインストールされているLinuxシステムが影響を受ける可能性があります。
2.2 影響を受ける設定
Pi-hole Web v4.3.2 およびそれ以前のバージョン (AdminLTE) が影響を受けます。 この脆弱性は、AdminLTEダッシュボードがDHCPスタティックリースを作成する際に、ユーザーが指定したMACアドレスの値を処理する方法に存在します。 攻撃には、認証されたダッシュボードユーザーであることが必要です。
3. 影響を受けた時の兆候
本脆弱性がRCEであることから、影響を受けた際の兆候としては、予期しないコマンドの実行、通常とは異なるネットワークアクティビティ、またはシステムへの不正な変更などが考えられます。しかし、この特定のCVEに対する具体的な侵害の兆候に関する明確な情報は見つかりませんでした。
4. 推奨対策
4.1 本対策
ベンダーの指示に従ってアップデートを適用することが恒久的な対策です。具体的には、Pi-hole をバージョン 4.3.3 以降に更新することで脆弱性が修正されます。
4.2 暫定回避策(緩和策)
本脆弱性は認証されたダッシュボードユーザーによる操作を必要とするため、Pi-holeダッシュボードへのアクセスを信頼できるユーザーに限定し、強力な認証を徹底することが緩和策として考えられます。現時点では、アップデート以外の具体的な技術的な暫定回避策は明確に示されていません。
その他に解説すべき観点
参照したサイト