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CVE-2020-8515 の詳細

CVEの情報

説明:
DrayTek Vigor2960 1.3.1_Beta, Vigor3900 1.4.4_Beta, and Vigor300B 1.3.3_Beta, 1.4.2.1_Beta, and 1.4.4_Beta devices allow remote code execution as root (without authentication) via shell metacharacters to the cgi-bin/mainfunction.cgi URI. This issue has been fixed in Vigor3900/2960/300B v1.5.1.

CVE更新日: 2020-02-01 13:15:12.623000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 9.8

KEVの情報

KEV更新日: 2021-11-03

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.999930000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2020-8515に関する調査結果を以下に解説します。

1. 脆弱性の概要

CVE-2020-8515は、DrayTek Vigorシリーズルーターのファームウェアにおける深刻なコマンドインジェクションの脆弱性です。この脆弱性は、認証されていないリモートの攻撃者がroot権限で任意のコードを実行することを可能にします。

具体的には、DrayTek Vigor2960 1.3.1_Beta、Vigor3900 1.4.4_Beta、およびVigor300B 1.3.3_Beta, 1.4.2.1_Beta, 1.4.4_Betaの各デバイスにおいて、cgi-bin/mainfunction.cgi URIへのリクエストにおいて、シェルメタ文字が適切にサニタイズされないことが原因です。これにより、ユーザーが提供する入力にシェルメタ文字を注入することで、意図されたコマンドコンテキストから抜け出し、基盤となるオペレーティングシステム上で任意のコマンドを実行できます。

この脆弱性は、CISA(サイバーセキュリティ・社会基盤安全保障庁)の既知の悪用されている脆弱性カタログに掲載されており、実際に悪用が確認されています。

1.1 影響

この脆弱性が悪用されると、認証されていないリモートの攻撃者がrootレベルのアクセス権限でシステムを完全に侵害することができます。これにより、ネットワーク全体への攻撃、データ漏洩、永続的なバックドアの設置、中間者攻撃、トラフィック傍受、内部ネットワークへのラテラルムーブメント、さらには他の攻撃の踏み台として利用される可能性があります。また、情報の取得、データの改ざん、およびサービス運用妨害 (DoS) 状態に陥る可能性もあります。

1.2 深刻度

CVE-2020-8515の深刻度は、CVSS v3.1基本スコアで9.8 (緊急)、CVSS v2基本スコアで10.0 (危険)と評価されています。 CISAの既知の悪用されている脆弱性カタログに含められていることは、実際に悪用が観測されていることを示す強力なシグナルです。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

この脆弱性は、特定のDrayTek Vigorデバイスのファームウェアバージョンに影響を与えます。OSのバージョン自体が直接的に指定されているわけではありませんが、対象デバイスは通常、組み込みLinuxを使用しています。

2.2 影響を受ける設定

以下のDrayTek Vigor製品のファームウェアバージョンが影響を受けます。

  • DrayTek Vigor2960 ファームウェア バージョン 1.3.1_Beta
  • DrayTek Vigor3900 ファームウェア バージョン 1.4.4_Beta
  • DrayTek Vigor300B ファームウェア バージョン 1.3.3_Beta, 1.4.2.1_Beta, および 1.4.4_Beta

この脆弱性は、cgi-bin/mainfunction.cgi URI内のkeyPathおよびrtickパラメータにおける入力検証の不備によって引き起こされます。

3. 影響を受けた時の兆候

明示的な「侵害の兆候」に関する情報は限定的ですが、攻撃が成功するとrootアクセスが可能となり、以下の活動が起こる可能性があります。

  • ルーター設定の予期せぬ変更
  • 不審なネットワークトラフィック
  • 不正なアカウントの作成
  • バックドアの設置
  • ネットワークトラフィックの盗聴
  • マルウェア(AIRASHI、Mantis、httpdropperなど)の活動

4. 推奨対策

4.1 本対策

影響を受けるDrayTekデバイスを直ちにファームウェアバージョン1.5.1以降にアップデートしてください。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • ファイアウォールルールまたはアクセス制御リストを使用して、ウェブ管理インターフェース(cgi-bin/mainfunction.cgi)へのネットワークアクセスを信頼できるネットワークのみに制限する。
  • ウェブベースの管理が積極的に必要でない場合は無効にする。

その他解説すべき観点

  • CWE (共通脆弱性タイプ一覧): CWE-78 (OSコマンドインジェクション)
  • 悪用状況: この脆弱性に対する公開されたエクスプロイトコードが存在し、実際に悪用されていることが確認されています。
  • 公開タイムライン: NVDに2020年2月1日に公開されました。 CISAの既知の悪用されている脆弱性カタログには、2021年11月3日に追加されました。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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