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CVE-2020-5735 の詳細

CVEの情報

説明:
Amcrest cameras and NVR are vulnerable to a stack-based buffer overflow over port 37777. An authenticated remote attacker can abuse this issue to crash the device and possibly execute arbitrary code.

CVE更新日: 2020-04-08 13:15:13.003000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 8.8

KEVの情報

KEV更新日: 2021-11-03

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.362170000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2020-5735は、Amcrest製IPカメラおよびネットワークビデオレコーダー(NVR)デバイスに影響を与える、スタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性です。

1. 脆弱性の概要

この脆弱性は、Amcrest製IPカメラおよびNVRデバイスのTCPポート37777でリッスンしているネットワークサービスに存在します。このサービスは、デバイスの通信および管理機能を処理します。認証されたリモート攻撃者がこの脆弱性を悪用すると、影響を受けるデバイスをクラッシュさせ、サービス拒否(DoS)状態を引き起こす可能性があります。さらに、基盤となる組み込みシステム上で任意のコード実行を達成する可能性もあります。

  • CWE (Common Weakness Enumeration): CWE-121 (Stack-based Buffer Overflow) および CWE-787 (Out-of-bounds Write) に分類されます。

1.1 影響

  • サービス拒否 (Denial of Service): 影響を受けるデバイスがクラッシュし、利用できなくなる可能性があります。
  • 任意のコード実行 (Arbitrary Code Execution): 基盤となる組み込みシステム上で任意のコードを実行される可能性があります。
  • 機密性 (Confidentiality): 高い影響があります。
  • 完全性 (Integrity): 高い影響があります。
  • 可用性 (Availability): 高い影響があります。

1.2 深刻度

  • CVSS v3.1 ベーススコア: 8.8 (High)
    • CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
  • EPSS (Exploit Prediction Scoring System) 確率: 2026年9月21日時点で 36.22% です。
  • CISA Known Exploited Vulnerabilities (KEV) Catalog: 本脆弱性はCISAの既知の悪用されている脆弱性カタログに掲載されており、実際に悪用されていることが示されています。CISAによる修正期限は2022年5月3日でした。

2. 対象となる環境

Amcrest製IPカメラおよびNVRデバイスが影響を受けます。

2.1 影響を受けるOSバージョン

この脆弱性は、特定のOSバージョンではなく、Amcrestデバイスの組み込みシステム/ファームウェアに影響を与えます。

2.2 影響を受ける設定

  • TCPポート37777でリッスンしている独自のネットワークサービスが脆弱です。
  • 攻撃には認証が必要ですが、IoTデバイスにおけるデフォルト認証情報の普及により、この要件が緩和される可能性があります。
  • 脆弱性は、DDNSテストロジックのコマンド 0x62、サブコマンド 0x04 で発生し、大きな「プロトコルフィールド値」がスタックバッファの範囲外に memcpy() を引き起こします。
  • 影響が確認されている製品には以下のものが含まれます。
    • Amcrest 1080-Lite 8CH ファームウェア
    • Amcrest AMDV10814-H5 ファームウェア
    • Amcrest IPM-721 ファームウェア
    • Amcrest IP2M-841 ファームウェア
    • Amcrest IP2M-841-V3 ファームウェア
    • Amcrest IP2M-853EW ファームウェア
    • Amcrest IP2M-858W ファームウェア
    • Amcrest IP2M-866W ファームウェア
    • Amcrest IP2M-866EW ファームウェア
    • Amcrest IP4M-1053EW ファームウェア
    • Amcrest IP8M-2454EW ファームウェア
    • Amcrest IP8M-2493EB ファームウェア
    • Amcrest IP8M-2496EB ファームウェア
    • Amcrest IP8M-2597E ファームウェア
    • Amcrest IP8M-MB2546EW ファームウェア
    • Amcrest IP8M-MT2544EW ファームウェア
    • Amcrest IP8M-T2499EW ファームウェア
    • Amcrest IPM-HX1 ファームウェア

3. 影響を受けた時の兆候

  • AmcrestカメラやNVRの予期せぬ再起動またはクラッシュ。
  • 影響を受けるデバイスのポート37777への/からの異常なネットワークトラフィックパターン。
  • 認証試行後にデバイスが不安定になる。
  • カメラデバイスからの異常なアウトバウンド接続で、潜在的な侵害を示唆。
  • デバイス設定の変更または不正なファームウェア更新。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • すべての影響を受けるAmcrestデバイスのファームウェアを最新バージョンに更新してください。Amcrestのサポートウェブサイトでファームウェアの更新情報を確認してください。
  • CISAは、ベンダーの指示に従って更新を適用することを推奨しています。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • すべてのAmcrestカメラおよびNVRのデフォルト認証情報を直ちに変更してください。
  • ファイアウォールルールを使用してポート37777へのネットワークアクセスを制限し、露出を制限してください。
  • IoT/カメラデバイスを専用のネットワークセグメントに隔離し、重要なシステムから分離してください。
  • ネットワーク境界および内部ファイアウォールでTCPポート37777へのアクセスをブロックまたは制限してください。
  • すべての影響を受けるデバイスをVPNの背後に配置し、デバイスへのアクセス前にVPN認証を要求してください。
  • 運用に必要でない場合は、リモートアクセス機能を無効にしてください。
  • ネットワークアクセスコントロール(NAC)を実装し、カメラデバイスと通信できるシステムを制限してください。
  • 特にインターネットに公開されている場合は、パッチが適用されるまで脆弱なデバイスをオフラインにすることを検討してください。
  • Tenableは、ポート37777をインターネットに公開しないことを推奨しています。

他に解説すべき観点

  • 公開日: 2020年4月8日に公開されました。
  • 最終更新日: 2026年6月17日に更新されています。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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