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CVE-2020-3569 の詳細

CVEの情報

説明:
Multiple vulnerabilities in the Distance Vector Multicast Routing Protocol (DVMRP) feature of Cisco IOS XR Software could allow an unauthenticated, remote attacker to either immediately crash the Internet Group Management Protocol (IGMP) process or make it consume available memory and eventually crash. The memory consumption may negatively impact other processes that are running on the device. These vulnerabilities are due to the incorrect handling of IGMP packets. An attacker could exploit these vulnerabilities by sending crafted IGMP traffic to an affected device. A successful exploit could allow the attacker to immediately crash the IGMP process or cause memory exhaustion, resulting in other processes becoming unstable. These processes may include, but are not limited to, interior and exterior routing protocols. Cisco will release software updates that address these vulnerabilities.

CVE更新日: 2020-09-23 01:15:15.503000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 8.6

KEVの情報

KEV更新日: 2021-11-03

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.033200000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2020-3569は、Cisco IOS XR SoftwareのDistance Vector Multicast Routing Protocol (DVMRP) 機能におけるメモリ枯渇の脆弱性です。

1. 脆弱性の概要

Cisco IOS XR SoftwareのDVMRP機能に複数の脆弱性が存在します。これは、Internet Group Management Protocol (IGMP) パケットの不適切な処理に起因します。認証されていないリモートの攻撃者が、細工されたIGMPトラフィックを送信することで、この脆弱性を悪用する可能性があります。

1.1 影響

攻撃が成功すると、攻撃者はIGMPプロセスを即座にクラッシュさせるか、利用可能なメモリを消費させて最終的にクラッシュさせる可能性があります。メモリ枯渇は、内部および外部ルーティングプロトコルを含む、デバイス上で実行されている他のプロセスに悪影響を及ぼし、不安定化させる可能性があります。 この脆弱性は、CISAのKnown Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに掲載されており、実際に悪用が確認されています。

1.2 深刻度

深刻度は高です。CVSS 3.1の基本スコアは8.6です。 CISAのKEVカタログに2021年11月3日に追加されており、これは攻撃が実際に観測されたことを意味します。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

マルチキャストルーティングが設定されたアクティブなインターフェースがあり、DVMRPトラフィックを受信しているCisco IOS XR Softwareの任意のリリースを実行しているすべてのCiscoデバイスが影響を受けます。 具体的なCPE (Common Platform Enumeration) として、cpe:2.3:o:cisco:ios_xr:6.1.4やcpe:2.3:o:cisco:ios_xr:6.2.3などが挙げられています。

2.2 影響を受ける設定

アクティブなインターフェースがマルチキャストルーティングの下に設定されており、DVMRPトラフィックを受信している場合に影響を受けます。

3. 影響を受けた時の兆候

  • IGMPプロセスが即座にクラッシュする。
  • メモリ枯渇が発生し、ルーティングプロトコルを含む他のプロセスが不安定になったりクラッシュしたりする。
  • システムログにメモリ枯渇を示すメッセージが表示される可能性があります。

4. 推奨対策

4.1 本対策

ベンダーの指示に従い、ソフトウェアアップデートを適用してください。Ciscoはこれらの脆弱性に対処するためのSoftware Maintenance Upgrades (SMUs) をリリースしています。 米国連邦政府機関は、2022年5月3日までにこの脆弱性を修正することが義務付けられていました。

4.2 暫定回避策(緩和策)

これらの脆弱性に対する直接的なワークアラウンドはありませんが、複数の緩和策が利用可能です。

  • IGMPトラフィックのレートリミッターを実装する。 これにより、トラフィックレートが低下し、攻撃が成功するまでに必要な時間が増加するため、復旧アクションを実行する時間を稼ぐことができます。これはメモリ枯渇のケースに有効です。
  • 既存のインターフェースアクセス制御リスト (ACL) にアクセス制御エントリ (ACE) を実装するか、特定のインターフェース用にDVMRPトラフィックを着信拒否する新しいACLを作成する。 これは、メモリ枯渇とIGMPプロセスが即座にクラッシュする両方のケースに有効です。
  • 不要な場合はDVMRP機能を無効にする。

管理者は、show igmp interfaceコマンドを使用してマルチキャストルーティングが有効になっているかを確認できます。 デバイスがDVMRPトラフィックを受信しているかを確認するには、show dvmrp interfaceコマンドの最初の列に非ゼロの値があるかを確認します。

その他解説すべき観点

  • CVE-2020-3569は、同じくCisco IOS XRのDVMRP処理におけるメモリ枯渇の脆弱性であるCVE-2020-3566と併せて議論されることが多く、両方とも実際に悪用が確認されています。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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