CVE-2020-3566 の詳細
CVEの情報
説明:
A vulnerability in the Distance Vector Multicast Routing Protocol (DVMRP) feature of Cisco IOS XR Software could allow an unauthenticated, remote attacker to exhaust process memory of an affected device. The vulnerability is due to insufficient queue management for Internet Group Management Protocol (IGMP) packets. An attacker could exploit this vulnerability by sending crafted IGMP traffic to an affected device. A successful exploit could allow the attacker to cause memory exhaustion, resulting in instability of other processes. These processes may include, but are not limited to, interior and exterior routing protocols. Cisco will release software updates that address this vulnerability.
CVE更新日: 2020-08-29 16:15:09.797000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 8.6
KEVの情報
KEV更新日: 2021-11-03
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.037020000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: True
CVE-2020-3566は、Cisco IOS XR SoftwareのDistance Vector Multicast Routing Protocol (DVMRP) 機能に存在する脆弱性です。
1. 脆弱性の概要
1.1 影響
本脆弱性は、Cisco IOS XR SoftwareのDVMRP機能におけるInternet Group Management Protocol (IGMP) パケットのキュー管理の不備に起因します。認証されていないリモートの攻撃者が、細工されたIGMPトラフィックを脆弱なデバイスに送信することで悪用可能です。悪用が成功すると、プロセスのメモリが枯渇し、内部および外部ルーティングプロトコルを含む他のプロセスが不安定になったりクラッシュしたりする可能性があります。これにより、サービス運用妨害 (DoS) 状態に陥る可能性があります。機密性や完全性への影響は報告されていません。
1.2 深刻度
CVSSv3.1の基本スコアは8.6で、深刻度は「High(高)」と評価されています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
Cisco IOS XR Softwareバージョン6.4.2、およびベンダーによるパッチが適用されていないそれ以前のすべてのバージョンが影響を受けます。
2.2 影響を受ける設定
マルチキャストルーティングが有効に設定されているアクティブなインターフェースを持つCisco IOS XRソフトウェアを実行しているデバイスが影響を受けます。
show igmp interfaceコマンドの出力が空の場合、マルチキャストルーティングは有効になっておらず、デバイスはこの脆弱性の影響を受けません。3. 影響を受けた時の兆候
攻撃が成功した場合の兆候としては、以下のものが挙げられます。 * プロセスのメモリ枯渇。 * IGMPプロセスが即座にクラッシュする。 * 内部および外部ルーティングプロトコルを含む他のプロセスが不安定になったり、クラッシュしたりする。 * CISAのKnown Exploited Vulnerabilitiesカタログに記載されており、実環境での悪用が確認されています。
4. 推奨対策
4.1 本対策
Ciscoがリリースするソフトウェアアップデートを適用することが推奨されます。CISAは、ベンダーの指示に従ってアップデートを適用することを強く推奨しています。
4.2 暫定回避策(緩和策)
Ciscoはセキュリティアドバイザリで緩和策を提供していると記載されていますが、具体的な内容は検索結果では確認できませんでした。ただし、この脆弱性はマルチキャストルーティングが有効になっている場合に影響を受けるため、もしマルチキャストルーティングが不要であれば、その機能を無効にすることで影響を回避できる可能性があります。
参照サイト