CVE-2020-3161 の詳細
CVEの情報
説明:
A vulnerability in the web server for Cisco IP Phones could allow an unauthenticated, remote attacker to execute code with root privileges or cause a reload of an affected IP phone, resulting in a denial of service (DoS) condition. The vulnerability is due to a lack of proper input validation of HTTP requests. An attacker could exploit this vulnerability by sending a crafted HTTP request to the web server of a targeted device. A successful exploit could allow the attacker to remotely execute code with root privileges or cause a reload of an affected IP phone, resulting in a DoS condition.
CVE更新日: 2020-04-15 20:15:15.097000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 9.8
KEVの情報
KEV更新日: 2021-11-03
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.838550000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: True
CVE-2020-3161に関する調査結果は以下の通りです。
1. 脆弱性の概要
Cisco IP Phoneのウェブサーバーに存在する脆弱性です。HTTPリクエストに対する不適切な入力検証が原因で発生します。認証されていない遠隔の攻撃者が、細工されたHTTPリクエストを対象デバイスのウェブサーバーに送信することで、この脆弱性を悪用する可能性があります。
1.1 影響
攻撃が成功した場合、攻撃者はroot権限でコードを遠隔実行するか、または対象のIP電話をリロードさせてサービス拒否(DoS)状態を引き起こす可能性があります。
1.2 深刻度
CVSS v3.1基本評価スコアは9.8で「緊急(Critical)」と評価されています。 また、この脆弱性はCISAの既知の悪用された脆弱性(KEV)カタログに掲載されており、実際に悪用されていることが確認されています。 EPSS(Exploit Prediction Scoring System)の悪用確率は83.9%です(2026年9月19日時点)。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
ウェブアクセスが有効になっており、かつ修正済みリリースより前のファームウェアバージョンを実行しているCisco IP Phoneが影響を受けます。具体的には、ファームウェアバージョン10.3(1)ES14、11.0(1)、11.0(5)SR1などが影響を受けるとされています。
影響を受ける製品モデル: * IP Phone 7811, 7821, 7841, 7861 デスクトップフォン * IP Phone 8811, 8841, 8845, 8851, 8861, 8865 デスクトップフォン * Unified IP Conference Phone 8831 * Wireless IP Phone 8821 および 8821-EX
影響を受けないことが確認されている製品: * ATA 190 アナログ電話アダプタ * ATA 191 アナログ電話アダプタ * ATA 192 マルチプラットフォームアナログ電話アダプタ
2.2 影響を受ける設定
Cisco IP Phoneでウェブアクセスが有効になっている場合に影響を受けます。攻撃には、電話機のHTTPサービスへのネットワーク到達性が必要です。
3. 影響を受けた時の兆候
この脆弱性はCISAのKEVカタログに記載されており、実際に悪用されていることが確認されていますが、検索結果にはCVE-2020-3161に特化した具体的な侵害の兆候(Indicators of Compromise, IoC)は記載されていません。不明。
4. 推奨対策
4.1 本対策
Ciscoは、この脆弱性に対処するソフトウェアアップデートをリリースしています。 ベンダーの指示に従ってアップデートを適用することが推奨されます。
4.2 暫定回避策(緩和策)
Ciscoは、この脆弱性に対処するための回避策はないと明示しています。
5. 他に解説すべき観点
参照したサイト