CVE-2020-17144 の詳細
CVEの情報
説明:
Microsoft Exchange Remote Code Execution Vulnerability
CVE更新日: 2020-12-10 00:15:16.120000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 8.4
KEVの情報
KEV更新日: 2021-11-03
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.365140000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2020-17144について、以下の観点で解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2020-17144は、Microsoft Exchange Serverに存在するリモートコード実行(RCE)の脆弱性です。この脆弱性は、安全でない逆シリアル化(insecure deserialization)の欠陥(CWE-502)に分類されます。認証された攻撃者が、特別に細工されたコマンドレット引数を送信することで、脆弱なExchangeサーバー上で昇格された権限で任意のコードを実行できる可能性があります。
1.1 影響
この脆弱性が悪用された場合、攻撃者は影響を受けるシステムを完全に制御できる可能性があります。具体的には、機密情報への不正アクセス、データの改ざん、およびサービスの停止といった深刻な影響が想定されます。 また、攻撃者は昇格された権限でコードを実行できます。
1.2 深刻度
CVE-2020-17144の深刻度は「高」と評価されています。CVSS v3.1スコアは8.4(High)です。 詳細は以下の通りです。 * 攻撃元区分 (AV): ネットワーク (N) * 攻撃条件の複雑さ (AC): 低 (L) * 攻撃に必要な特権レベル (PR): 低 (L) * ユーザー関与 (UI): 不要 (N) * 影響の想定範囲 (S): 変更なし (U) * 機密性への影響 (C): 高 (H) * 完全性への影響 (I): 高 (H) * 可用性への影響 (A): 高 (H)
この脆弱性は、CISAの既知の悪用されている脆弱性(Known Exploited Vulnerabilities - KEV)カタログにも追加されており、実際に悪用が確認されています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
この脆弱性は、Microsoft Exchange Serverに影響を与えます。具体的には、Microsoft Exchange Server 2010 Service Pack 3 (SP3) Rollup 31が影響を受けるバージョンとして言及されています。
2.2 影響を受ける設定
この脆弱性は、サーバーが信頼できないデータを不適切に逆シリアル化する処理に起因します。 攻撃者は、検証が不十分な特別に細工されたコマンドレット引数を悪用します。 特定のオン/オフ設定というよりは、データ処理における根本的な設計上の欠陥が関係しています。
3. 影響を受けた時の兆候
CVE-2020-17144の悪用による具体的なシステム上の「兆候」は詳細に記述されていませんが、リモートコード実行が成功した場合、攻撃者はシステムを制御し、以下のような結果を引き起こす可能性があります。
4. 推奨対策
4.1 本対策
4.2 暫定回避策(緩和策)
他に解説すべき観点
参照したサイト