CVE-2020-15505 の詳細
CVEの情報
説明:
A remote code execution vulnerability in MobileIron Core & Connector versions 10.3.0.3 and earlier, 10.4.0.0, 10.4.0.1, 10.4.0.2, 10.4.0.3, 10.5.1.0, 10.5.2.0 and 10.6.0.0; and Sentry versions 9.7.2 and earlier, and 9.8.0; and Monitor and Reporting Database (RDB) version 2.0.0.1 and earlier that allows remote attackers to execute arbitrary code via unspecified vectors.
CVE更新日: 2020-07-07 02:15:10.613000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 9.8
KEVの情報
KEV更新日: 2021-11-03
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.997370000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: True
CVE-2020-15505に関する解説
1. 脆弱性の概要
CVE-2020-15505は、MobileIron Core、Connector、Sentry、およびMonitor and Reporting Database (RDB) 製品に存在するリモートコード実行 (RCE) の脆弱性です。この脆弱性は、認証されていないリモートの攻撃者が、特定のベクターを介して任意のコードを実行できるというものです。この脆弱性は、ApacheとTomcatがURIのパスコンポーネントを解析する方法の不一致を利用したアクセス制御リスト (ACL) バイパス (CVE-2020-15506) に起因し、リモートコード実行に悪用される可能性があります。
1.1 影響
この脆弱性は、MobileIron MDMサーバー上で認証なしにリモートコード実行を可能にするため、攻撃者はモバイルデバイス管理インフラ全体を危険にさらし、機密性の高い企業データにアクセスする可能性があります。 実際に、CISAの既知の悪用されている脆弱性(KEV)カタログに登録されており、この脆弱性が活発に悪用されていることが確認されています。 米国と英国の政府機関は、APTグループによってこの脆弱性が標的とされていることを確認しています。 台湾のセキュリティ研究者Orange Tsai氏がFacebookのバグバウンティプログラムの一環として、この脆弱性を利用してFacebookのMobileIron MDMサーバーにアクセスし、内部ネットワークに侵入した事例も報告されています。
1.2 深刻度
CVSSv3.1の基本スコアは「9.8」であり、「Critical(緊急)」と評価されています。 これは、攻撃の複雑さが低く (AC:L)、必要な特権がなく (PR:N)、ユーザーとのインタラクションも不要 (UI:N) であるため、非常に高い深刻度を示しています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
特定のOSバージョンに限定されるものではなく、MobileIron製品のバージョンに依存します。
2.2 影響を受ける設定
以下のMobileIron製品およびバージョンが影響を受けます。
3. 影響を受けた時の兆候
この脆弱性はリモートコード実行を可能にするため、以下のような兆候が考えられます。
Rapid7の研究者らは、脆弱なMobileIronインスタンスでのRCEを再現できましたが、一部の脆弱なインスタンスではSpringファイアウォールがエクスプロイト要求をブロックするため、容易に悪用できない場合があることも指摘しています。
4. 推奨対策
4.1 本対策
MobileIronは、この脆弱性に対する製品アップデートとセキュリティアドバイザリを2020年6月15日に公開しています。 したがって、ベンダーが提供する修正済みバージョンへの速やかなアップデートが最も重要な対策です。
4.2 暫定回避策(緩和策)
参照サイト