CVE-2020-14871 の詳細
CVEの情報
説明:
Vulnerability in the Oracle Solaris product of Oracle Systems (component: Pluggable authentication module). Supported versions that are affected are 10 and 11. Easily exploitable vulnerability allows unauthenticated attacker with network access via multiple protocols to compromise Oracle Solaris. While the vulnerability is in Oracle Solaris, attacks may significantly impact additional products. Successful attacks of this vulnerability can result in takeover of Oracle Solaris. Note: This CVE is not exploitable for Solaris 11.1 and later releases, and ZFSSA 8.7 and later releases, thus the CVSS Base Score is 0.0. CVSS 3.1 Base Score 10.0 (Confidentiality, Integrity and Availability impacts). CVSS Vector: (CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:C/C:H/I:H/A:H).
CVE更新日: 2020-10-21 15:15:24.593000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 10.0
KEVの情報
KEV更新日: 2021-11-03
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.801570000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: True
CVE-2020-14871について、以下の観点から解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2020-14871は、Oracle SolarisのPluggable Authentication Module (PAM) コンポーネントに存在する、深刻なバッファオーバーフローの脆弱性です。 具体的には、
libpamライブラリ内のparse_user_name関数における境界外書き込み(CWE-787)の脆弱性です。認証されていないリモート攻撃者が、ネットワークアクセスを介して、SSHを含む複数のプロトコル経由で、意図的に過度に長い、または不正に細工されたユーザー名文字列を送信することで、この脆弱性を悪用できます。 脆弱性が悪用されると、ルートレベルのアクセス権を持つ完全なシステム乗っ取りまたはシステム侵害につながる可能性があります。
この脆弱性は、パッチがリリースされる前に実世界で活発に悪用されており、脅威グループUNC1945が「EVILSUN」と呼ばれるリモートエクスプロイトツールを使用していました。 CISAの既知の悪用された脆弱性カタログにも掲載されています。
1.1 影響
1.2 深刻度
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
注記: Solaris 11.1以降のリリース、およびZFSSA 8.7以降のリリースはこの脆弱性の影響を受けません。
2.2 影響を受ける設定
parse_user_name関数に渡されたときに脆弱性がトリガーされます。parse_user_name関数に無制限の入力を渡すことが可能になります。3. 影響を受けた時の兆候
概念実証(PoC)を用いてテストした場合、脆弱なシステムではSSHクライアントが「Authentication failed」と表示されます。一方、脆弱性がないSolarisシステムでは、長すぎるユーザー名を受け取るとSSHサーバーがユーザー名の入力を繰り返し促します。
これ以外の兆候としては、一般的なシステム侵害(ルートアクセス権の不正取得、任意のコード実行、システムの不安定化など)の症状が現れる可能性があります。
4. 推奨対策
4.1 本対策
4.2 暫定回避策(緩和策)
/etc/ssh/sshd_configファイル内のKbdInteractiveAuthenticationおよびChallengeResponseAuthentication設定を確認することで実施できます。参照したサイト