CVE-2020-10189 の詳細
CVEの情報
説明:
Zoho ManageEngine Desktop Central before 10.0.474 allows remote code execution because of deserialization of untrusted data in getChartImage in the FileStorage class. This is related to the CewolfServlet and MDMLogUploaderServlet servlets.
CVE更新日: 2020-03-06 17:15:12.383000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 9.8
KEVの情報
KEV更新日: 2021-11-03
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.999410000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: True
CVE-2020-10189について、以下の観点で解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2020-10189は、Zoho ManageEngine Desktop Centralに存在する、信頼できないデータの逆シリアル化に起因する深刻なリモートコード実行(RCE)の脆弱性です。この脆弱性は、
FileStorageクラス内のgetChartImageメソッドにおける不適切な入力検証と型チェックによって引き起こされます。1.1 影響
この脆弱性が悪用されると、認証されていない攻撃者が対象のシステム上で任意のコードを実行できる可能性があります。これにより、機密データへの不正アクセス、システムの完全な侵害、さらにはネットワーク上の他のデバイスへの攻撃やランサムウェアの展開、ネットワーク内での水平移動が可能になる恐れがあります。 攻撃者は、悪意のあるシリアル化されたペイロードを作成し、それが逆シリアル化される際に、アプリケーションサーバーのコンテキストで任意のコードを実行することができます。
1.2 深刻度
CVSSv3.xのスコアは9.8であり、「Critical(緊急)」と評価されています。 この脆弱性はCISAの既知の悪用されている脆弱性(KEV)カタログにも追加されており、実社会で活発に悪用されていることが示されています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
この脆弱性は特定のOSバージョンに依存するものではなく、Zoho ManageEngine Desktop Centralというアプリケーションの脆弱性です。影響を受けるバージョンのZoho ManageEngine Desktop CentralがインストールされているWindowsシステムなどで、攻撃者はSYSTEM権限でコードを実行できる可能性があります。
2.2 影響を受ける設定
Zoho ManageEngine Desktop Centralのバージョン10.0.474より前のバージョンが影響を受けます。 具体的には、
FileStorageクラスのgetChartImageメソッドに脆弱性が存在し、CewolfServletおよびMDMLogUploaderServletサーブレットに関連しています。3. 影響を受けた時の兆候
現時点では、この脆弱性が悪用された際の具体的な兆候(例:特定のログエントリ、異常なプロセス、ネットワークトラフィックなど)に関する情報は見つかりませんでした。
4. 推奨対策
4.1 本対策
Zoho ManageEngine Desktop Centralを、リモートコード実行の脆弱性を完全に修正したバージョン10.0.479以降に速やかにアップデートしてください。 任意のファイルアップロードの脆弱性に対する短期的な修正はビルド10.0.474でリリースされていましたが、完全な修正は10.0.479で行われています。
4.2 暫定回避策(緩和策)
主要な対策は、提供されているパッチを適用することです。一時的な回避策については、今回の調査では具体的な情報は確認できませんでした。脆弱性の根本原因が信頼できないデータの逆シリアル化にあるため、アプリケーションの更新が最も効果的な対策となります。
他に解説すべき観点
参照したサイト