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CVE-2020-0968 の詳細

CVEの情報

説明:
A remote code execution vulnerability exists in the way that the scripting engine handles objects in memory in Internet Explorer, aka 'Scripting Engine Memory Corruption Vulnerability'. This CVE ID is unique from CVE-2020-0970.

CVE更新日: 2020-04-15 15:15:18.107000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 7.5

KEVの情報

KEV更新日: 2021-11-03

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.306760000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2020-0968は、Microsoft Internet Explorerのスクリプトエンジンに存在するリモートコード実行の脆弱性です。以下に、各観点からの解説を記載します。

1. 脆弱性の概要

1.1 影響

本脆弱性は、Internet Explorerのスクリプトエンジンがメモリ内のオブジェクトを処理する方法に起因するメモリ破損の脆弱性です。この脆弱性が悪用されると、攻撃者は任意のコードを実行する可能性があります。この脆弱性は、CISAの「既知の悪用されている脆弱性カタログ」に掲載されており、実世界で悪用が確認されています。

1.2 深刻度

CVSS v3.1基本スコアは7.5または7.6で、深刻度は「重要(High)」と評価されています。CVSS v2.0基本スコアは7.6です。 攻撃の複雑さは高い(AC:H)とされています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

この脆弱性は、Internet ExplorerのJavaScriptスクリプトエンジン(jscript9.dll)に存在します。 以下の環境が影響を受ける可能性があります。

  • Microsoft Internet Explorer 11 (汎用)
  • Windows 10 Version 1903 (32-bit Systems)上のMicrosoft Internet Explorer 11
  • Windows 10 Version 1903 (ARM64-based Systems)上のMicrosoft Internet Explorer 11
  • Windows Server 2008 R2 SP1 (x64)
  • Windows 7の場合、2020年1月14日にサポートが終了したため、2020年4月15日に配布されたセキュリティパッチが適用できませんでした。

2.2 影響を受ける設定

本脆弱性は、Internet Explorerのスクリプトエンジンがメモリ内のオブジェクトを不適切に処理する方法に起因するため、Internet Explorerが有効な環境であれば影響を受けます。 特定のアプリケーション設定で脆弱になるというよりも、Internet Explorerの基本的な動作に関連しています。

3. 影響を受けた時の兆候

明確な「影響を受けた時の兆候」は検索結果に具体的に記載されていませんが、リモートコード実行の脆弱性であるため、以下のような兆候が考えられます。

  • 身に覚えのないプログラムの実行やプロセスの起動
  • 異常なネットワーク通信(特に外部への接続)
  • システムのパフォーマンス低下や不安定化
  • データが改ざんされたり、外部に持ち出されたりする兆候
  • ランサムウェア(例: Magniberランサムウェアがこの脆弱性を悪用して拡散した事例があります)などのマルウェア感染

4. 推奨対策

4.1 本対策

Microsoftから提供されているセキュリティ更新プログラムを適用することが本質的な対策です。本脆弱性に対するパッチは、脆弱性がNVDに公開された2020年4月15日頃に提供されています。

4.2 暫定回避策(緩和策)

CVE-2020-0968に特化した具体的な暫定回避策は検索結果に記載されていません。一般的なブラウザのRCE脆弱性に対する緩和策としては、以下の点が挙げられます。

  • Internet Explorer以外のWebブラウザの使用を検討する。
  • 信頼できないWebサイトへのアクセスを避ける。
  • 可能であれば、Internet Explorerのセキュリティゾーン設定をより厳しくする、またはJavaScriptの実行を制限する。
  • 既知の悪用が確認されているため、エンドポイントセキュリティ製品による保護を強化する。

他に解説すべき観点

  • CISAのKnown Exploited Vulnerabilitiesカタログへの登録: 米国サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁(CISA)は、本脆弱性を「既知の悪用されている脆弱性カタログ」に追加しており、連邦政府機関に対して特定の期限までに修正を義務付けています。これは、本脆弱性が実際に攻撃で悪用されていることを意味し、優先的に対応すべき脆弱性であることを示唆しています。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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