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CVE-2020-0683 の詳細

CVEの情報

説明:
An elevation of privilege vulnerability exists in the Windows Installer when MSI packages process symbolic links, aka 'Windows Installer Elevation of Privilege Vulnerability'. This CVE ID is unique from CVE-2020-0686.

CVE更新日: 2020-02-11 22:15:15.650000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 7.8

KEVの情報

KEV更新日: 2021-11-03

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.076050000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2020-0683は、Windows Installerに存在する権限昇格の脆弱性です。

1. 脆弱性の概要

1.1 影響

本脆弱性は、MSIパッケージがシンボリックリンクを処理する際に、Windows Installerに存在する権限昇格の脆弱性です。低権限を持つローカルの攻撃者が、MSIパッケージのインストールまたは修復操作中のシンボリックリンクの不適切な処理を悪用することで、SYSTEMレベルの権限に昇格できる可能性があります。これにより、アクセス制限を迂回してファイルを追加または削除できるようになります。

1.2 深刻度

CVSS 3.1基本スコアは7.8(高)と評価されています。 また、本脆弱性はCISAの既知の悪用されている脆弱性(KEV)カタログに2021年11月3日に追加されており、実際に悪用が確認されていることを示しています。 KEVへの登録は、CVSSスコア単独よりも強力なシグナルとなります。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

Microsoft Windowsが影響を受けます。具体的にはWindows Installerのコンポーネントに脆弱性が存在します。 NVDの詳細情報では、cpe:2.3:o:microsoft:windows_server_2008:r2:sp1:*:*:*:*:itanium:* および cpe:2.3:o:microsoft:windows_server_2008:r2:sp1:*:*:*:*:x64:* が影響を受けるシステムとして挙げられています。

2.2 影響を受ける設定

MSIパッケージがシンボリックリンクを処理する際のWindows Installerに脆弱性が存在します。 MSIパッケージのインストールまたは修復操作中にシンボリックリンクが不適切に処理されることが悪用の原因となります。

3. 影響を受けた時の兆候

以下のような兆候が考えられます。

  • 標準ユーザーアカウントによって開始されたMSI修復操作(イベントID 1033、1035)についてWindowsイベントログを監視する。
  • 不正な変更を検出するために、重要なシステムディレクトリでファイル整合性監視を実施する。
  • msiexec.exeの実行に続くシンボリックリンクの作成を特定するためのエンドポイント検出ルールを実装する。
  • Windows Installerサービスを含む異常な親子関係を検出するためにプロセス監視を利用する。
  • 非SYSTEMプロセスによるC:\Windows\Installerディレクトリ内の異常なファイル操作。
  • ユーザーが短期間に複数のMSI修復操作を連続してトリガーする行動分析を行う。

4. 推奨対策

4.1 本対策

2020年2月の「Patch Tuesday」でリリースされたMicrosoftのセキュリティ更新プログラムを直ちに適用してください。 これらのパッチは、Windows Update、Windows Server Update Services (WSUS)、およびMicrosoft Update Catalogを通じて入手可能です。 各組織は、使用しているWindowsバージョンに対応するセキュリティ更新プログラムを直ちに適用する必要があります。 CISAは、連邦政府機関に対し、この脆弱性に対する修正措置を義務付けています。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • 可能な限り、MSI修復操作をトリガーできるユーザーを制限および見直す。
  • ファイルシステムリンクの作成と変更を追跡するために、オブジェクトアクセスに対するWindowsセキュリティ監査を有効にする。
  • msiexec.exeが関与する権限昇格パターンについて警告を発するように、EDR(Endpoint Detection and Response)ソリューションを設定する。
  • 過去の悪用の兆候がないかシステムを監査する。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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