CVE-2020-0618 の詳細
CVEの情報
説明:
A remote code execution vulnerability exists in Microsoft SQL Server Reporting Services when it incorrectly handles page requests, aka 'Microsoft SQL Server Reporting Services Remote Code Execution Vulnerability'.
CVE更新日: 2020-02-11 22:15:13.400000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 8.8
KEVの情報
KEV更新日: 2024-09-18
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.990460000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2020-0618に関する解説
1. 脆弱性の概要
CVE-2020-0618は、Microsoft SQL Server Reporting Services (SSRS) において、ページ要求の処理に不備があるために発生するリモートコード実行 (RCE) の脆弱性です。この脆弱性は、SSRSがViewStateデータを処理する方法における安全でないデシリアライゼーションの欠陥に起因します。
1.1 影響
攻撃者は、認証されている場合、巧妙に細工されたHTTPリクエストをSSRSインスタンスに送信することで、基盤となるSQL Serverシステム上で任意のコードを実行できる可能性があります。 最低限の権限(ブラウザロール)を持つ認証済みユーザーでも、この脆弱性を悪用できるとされています。 攻撃が成功すると、Reporting Servicesの管理権限またはシステム管理権限を取得する可能性があります。
1.2 深刻度
NVDによると、この脆弱性は「リモートでコードが実行される脆弱性」として公開されています。 CISA (Cybersecurity and Infrastructure Security Agency) は、この脆弱性が積極的に悪用されている既知の脆弱性リスト (Known Exploited Vulnerabilities Catalog) に追加しており、組織にとって深刻なリスクをもたらすとしています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
この脆弱性はMicrosoft SQL Server Reporting Services (SSRS) に影響を与えます。影響を受ける具体的なSQL Serverのバージョンは以下の通りです。
また、SQL Server 2008も影響を受けることが実際のテストで確認されていますが、これに対応するパッチは提供されていません。
2.2 影響を受ける設定
Reporting Servicesはデフォルトではインストールされないサービスであり、ユーザーが手動でインストールした場合に影響を受けます。 脆弱性は
ReportingServicesWebServer.dllファイル内のMicrosoft.Reporting.WebForms.BrowserNavigationCorrectorクラスのOnLoadメソッド、またはMicrosoft.ReportingServices.WebServer.ReportViewerPageクラスのOnInitメソッドでの不安全なデシリアライゼーションによって引き起こされます。3. 影響を受けた時の兆候
この脆弱性はリモートコード実行であり、攻撃が成功した場合、システム上で任意のコードが実行されます。 そのため、以下のような兆候が考えられますが、特定の直接的な兆候は明記されていません。
ただし、Webアプリケーションファイアウォールを回避するためにリクエストがエンコードされる可能性があり、検出が困難になる場合があります。
4. 推奨対策
4.1 本対策
Microsoftは、この脆弱性に対処するためのセキュリティ更新プログラムを2020年2月にリリースしています。 影響を受けるSQL Server Reporting Servicesのすべてのインストールに、このセキュリティ更新プログラムを適用することが強く推奨されます。
これらのパッチは、入力検証の不備を修正し、攻撃者が脆弱性を悪用するのを防ぎます。
4.2 暫定回避策(緩和策)
参照したサイト