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CVE-2019-7193 の詳細

CVEの情報

説明:
This improper input validation vulnerability allows remote attackers to inject arbitrary code to the system. To fix the vulnerability, QNAP recommend updating QTS to their latest versions.

CVE更新日: 2019-12-05 17:15:13.027000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 9.8

KEVの情報

KEV更新日: 2022-06-08

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.143670000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2019-7193に関する脆弱性の調査結果は以下の通りです。

1. 脆弱性の概要

CVE-2019-7193は、QNAP NASのPhoto StationおよびCGIプログラムに存在する不適切な入力検証の脆弱性です。この脆弱性により、リモートの攻撃者がシステムに任意のコードを挿入することが可能になります。

1.1 影響

本脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者がシステム上でルート権限で任意のコードを実行できる可能性があります。 これには、システムファイル(例:/etc/passwd、/etc/shadow、SSH秘密鍵など)の読み取りが含まれます。 この脆弱性は、ランサムウェア「eCh0raix」を含むランサムウェア攻撃で悪用されたことが報告されています。

1.2 深刻度

  • CVSS v3.1基本スコア: 9.8 (緊急 - Critical)
  • CVSS v3.1ベクトル: (CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H)
    • 攻撃元区分 (AV): ネットワーク (N)
    • 攻撃条件の複雑さ (AC): 低 (L)
    • 攻撃に必要な特権レベル (PR): 不要 (N)
    • 利用者の関与 (UI): 不要 (N)
    • 影響の想定範囲 (S): 変更なし (U)
    • 機密性への影響 (C): 高 (H)
    • 完全性への影響 (I): 高 (H)
    • 可用性への影響 (A): 高 (H)

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

本脆弱性は、QNAP NASデバイスに搭載されているQTSおよびPhoto Stationに影響を与えます。

  • QTSバージョン:
    • QTS 4.4.1 build 20190918以前のバージョン
    • QTS 4.3.6 build 20190919以前のバージョン
  • Photo Stationバージョン:
    • QTS 4.4.1の場合: Photo Station 6.0.3以前のバージョン
    • QTS 4.3.4 - QTS 4.4.0の場合: Photo Station 5.7.10以前のバージョン
    • QTS 4.3.0 - QTS 4.3.3の場合: Photo Station 5.4.9以前のバージョン
    • QTS 4.2.6の場合: Photo Station 5.2.11以前のバージョン
    • 修正バージョン(6.0.3、5.2.11、5.4.9)より前の全てのダウンロード可能なバージョンが影響を受けます。

2.2 影響を受ける設定

Photo Stationが有効になっている環境が影響を受けます。

3. 影響を受けた時の兆候

  • eCh0raixランサムウェアに感染している場合、本脆弱性が悪用された可能性があります。
  • 通常ではありえないシステムファイル(例:/etc/passwd、/etc/shadow、SSH秘密鍵など)へのアクセスや改ざんの試み、または不審なコマンド実行のログが確認される場合があります。

4. 推奨対策

4.1 本対策

QNAPは、本脆弱性を修正するためにQTSおよびPhoto Stationを最新バージョンに更新することを推奨しています。

  • QTSのアップデート: 特権ユーザーでQTSにログインし、「コントロールパネル」 > 「システム」 > 「ファームウェア更新」からライブ更新を確認し、最新バージョンに更新してください。
  • Photo Stationのアップデート: 特権ユーザーでQTSにログインし、App Centerで「Photo Station」を検索し、最新バージョンに更新してください。

QNAPのセキュリティアドバイザリには、修正バージョンに関する詳細な情報が記載されています。

4.2 暫定回避策(緩和策)

本脆弱性に対する暫定回避策として明示的に記載されているものはありませんが、パッチ適用がすぐにできない場合は、以下の対策を検討できます。

  • Photo Stationアプリケーションを一時的に無効にする。
  • QNAP NASデバイスをインターネットから隔離するか、Photo Stationへのネットワークアクセスを制限する。

他に解説すべき観点

  • CVE-2019-7193は、CVE-2019-7192、CVE-2019-7194、CVE-2019-7195といった一連のQNAP脆弱性の一部であり、これらを連鎖させることで認証なしのルート権限でのリモートコード実行(RCE)が可能になります。
  • 本脆弱性は、CISAのKEV(Known Exploited Vulnerabilities)カタログに追加されており、実際に悪用が確認されている脆弱性であることを示しています。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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