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CVE-2019-20085 の詳細

CVEの情報

説明:
TVT NVMS-1000 devices allow GET /.. Directory Traversal

CVE更新日: 2019-12-30 03:15:10.663000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 7.5

KEVの情報

KEV更新日: 2021-11-03

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.960710000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2019-20085について、以下の観点で解説します。

1. 脆弱性の概要

CVE-2019-20085は、TVT NVMS-1000ネットワークビデオ管理デバイスに影響を与える、深刻度の高いディレクトリトラバーサルの脆弱性です。この脆弱性は、CWE-22(不適切なパス名制限(パストラバーサル))に分類されます。攻撃者は、細工されたGET /.. リクエストを使用することで、認証なしでファイルシステムを横断し、デバイス上の任意のファイルを読み取ることが可能です。

1.1 影響

この脆弱性が悪用されると、機密情報が漏洩する可能性があります。例えば、/etc/passwdなどのシステム設定ファイル、アプリケーション設定ファイル、データベースの認証情報などが不正に読み取られる可能性があります。攻撃者はこれらの情報を悪用して、パスワードのクラッキングや権限昇格などのさらなる攻撃を実行する可能性があります。

1.2 深刻度

CVSS v3.1スコアは7.5(High)と評価されています。 CVSS v2.0スコアは5.0(Medium)です。 また、CISA(サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁)の既知の悪用されている脆弱性(KEV)カタログに掲載されており、実際に活発な悪用が確認されています。EPSSスコアは94.19%(99.9パーセンタイル)と非常に高く、実環境で最も悪用される可能性が高い脆弱性の一つとされています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

不明

2.2 影響を受ける設定

TVT NVMS-1000デバイスのファームウェアのWebサーバーが影響を受けます。具体的には、HTTPサーバーが受信したGETリクエスト内のディレクトリトラバーサルシーケンスを適切にサニタイズしないことが原因です。

3. 影響を受けた時の兆候

  • 予期せぬファイルアクセス: 認証されていないユーザーまたは不審なIPアドレスからの、通常アクセスされないシステムファイルや設定ファイルへのアクセスログが見られる場合があります。
  • 異常なWebサーバーの動作: Webサーバーのログに、/../ または ..%2f といった不正なパスシーケンスを含むリクエストが頻繁に記録される可能性があります。
  • リクエストの成功: 攻撃者がcurl -v "http://<デバイスIP>/..%2f..%2f..%2fetc%2fpasswd"のようなコマンドを実行し、passwdファイルの内容が返される場合、脆弱性が悪用された兆候です。

4. 推奨対策

4.1 本対策

CISA KEVの指示に従い、ベンダーのファームウェアアップデートを直ちに適用することが推奨されています。 ただし、この脆弱性(CVE-2019-20085)に対する公式のファームウェアアップデートは現在公開されていません。ベンダーの公式ウェブサイト(例:http://www.tvt.com.cn)またはカスタマーサービスから最新情報を定期的に確認することが推奨されます。

4.2 暫定回避策(緩和策)

公式パッチがないため、以下の緩和策の実施が推奨されます。

  • Webサーバーまたはリバースプロキシでのパス・トラバーサル攻撃のブロック:
    • デバイスのフロントエンドにNginx、Apache、またはハードウェアWAFが導入されている場合、../ や %2e%2e%2f といったパターンを含むリクエストを拒否するルールを設定します。
      • Nginxの例: nginx if ($uri ~* "\.\./" ) { return 403; } # または location ~* /\.\./ { deny all; }
      • Apacheの例: apache RewriteEngine On RewriteCond %{REQUEST_URI} \.\. [NC] RewriteRule .* - [F,L]
  • デバイス管理インターフェースへのアクセス制限:
    • NVMS-1000の管理ポート(デフォルトは80/443)を内部ネットワークにマッピングし、公開インターネットに直接公開しないようにします。
    • リモートアクセスが必要な場合は、VPNまたはSSHトンネルを使用します。
  • 不必要なパスの無効化(設定可能な場合):
    • デバイスのWebインターフェースまたはバックエンドで、ルートディレクトリのトラバーサルを無効にする設定オプションがあるか確認します(通常、このような制御はないことが多い)。Linuxシステムにアクセスできる場合は、Webサーバーの設定を変更してリスクを軽減できる可能性があります。
  • 侵入検知ルールの展開:
    • IDS/IPSにパス・トラバーサル攻撃を検出するルールを追加します。例えば、Snortルールでalert tcp any any -> any 80 (msg:"TVT NVMS-1000 Directory Traversal"; flow:to_server,established; content:"/../"; http_uri; sid:1000001;)のようなものを追加します。
  • 監視とログ監査:
    • デバイスのSyslogを有効にし、/../や..%2fを含むアクセスログを重点的に監視します。警告のしきい値を設定し、短時間で同一の送信元IPからの複数回の試行に対しては一時的にブロックするなどの措置を講じます。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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