Trusted Design

CVE-2019-18426 の詳細

CVEの情報

説明:
A vulnerability in WhatsApp Desktop versions prior to 0.3.9309 when paired with WhatsApp for iPhone versions prior to 2.20.10 allows cross-site scripting and local file reading. Exploiting the vulnerability requires the victim to click a link preview from a specially crafted text message.

CVE更新日: 2020-01-21 21:15:16.147000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 8.2

KEVの情報

KEV更新日: 2022-05-23

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.678590000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2019-18426について、以下の観点で解説します。

1. 脆弱性の概要

WhatsApp DesktopとWhatsApp for iPhoneの組み合わせに存在する脆弱性です。特別に細工されたテキストメッセージ内のリンクプレビューをユーザーがクリックすることで、クロスサイトスクリプティング(XSS)およびローカルファイル読み取りが可能になります。

1.1 影響

  • クロスサイトスクリプティング (XSS)
  • ローカルファイルの読み取り
  • 研究者によると、この脆弱性により、WindowsおよびMac上のローカルファイルシステムからの完全な読み取り、さらにはリモートコード実行(RCE)の可能性もあるとされています。

1.2 深刻度

  • CVSS 3.1 Base Score: 8.2 (High)
  • CVSS 2.0 Score: 5.8 (Medium)
  • この脆弱性は、CISA (米国サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁) のKnown Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに掲載されており、実際に悪用されていることが確認されています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

  • WhatsApp Desktop バージョン 0.3.9309 より前のもの。
  • WhatsApp for iPhone バージョン 2.20.10 より前のもの。
    • この脆弱性は、WhatsAppアプリケーション自体に存在するため、WhatsAppが動作するデスクトップOS (Windows, macOSなど) やiPhoneのOSバージョンは直接的な影響要因ではありませんが、脆弱なWhatsAppアプリケーションを使用している場合に影響を受けます。

2.2 影響を受ける設定

  • WhatsApp DesktopがWhatsApp for iPhoneとペアリングされている環境で影響を受けます。
  • 攻撃が成功するためには、被害者が特別に細工されたテキストメッセージ内のリンクプレビューをクリックする必要があります。

3. 影響を受けた時の兆候

この脆弱性の悪用は、ユーザーが特別に細工されたリンクプレビューをクリックすることから始まります。 そのため、ユーザーが不審なメッセージ内のリンクをクリックした場合、そのシステムが影響を受ける可能性があります。攻撃が成功した場合、攻撃者はローカルファイルを読み取ることができるため、システムの異常な動作やログに直接的な兆候が現れるとは限りません。ファイルシステムへの不正なアクセスを検知する特定の監視が行われていない限り、検知は困難であると考えられます。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • WhatsApp Desktopをバージョン0.3.9309以降に、WhatsApp for iPhoneをバージョン2.20.10以降にアップデートしてください。
  • ベンダーの指示に従って速やかに更新を適用することが推奨されます。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • 不審な送信元からのメッセージや、内容が不明なリンクプレビューはクリックしないように注意することが、この脆弱性の悪用を防ぐためのユーザー側の対策となります。
  • WhatsAppのようなリッチプレビューバナーを使用するアプリケーションでは、受信側での厳格なフィルタリングが重要であると指摘されています。

5. 他に解説すべき観点

  • CWE (Common Weakness Enumeration): CWE-79 (Improper Neutralization of Input During Web Page Generation 'Cross-site Scripting') に分類されます。
  • 報奨金: この脆弱性(および関連する複数のセキュリティ上の欠陥)を発見した研究者は、報奨金として$12,500を受け取りました。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

戻る