Trusted Design

CVE-2019-18187 の詳細

CVEの情報

説明:
Trend Micro OfficeScan versions 11.0 and XG (12.0) could be exploited by an attacker utilizing a directory traversal vulnerability to extract files from an arbitrary zip file to a specific folder on the OfficeScan server, which could potentially lead to remote code execution (RCE). The remote process execution is bound to a web service account, which depending on the web platform used may have restricted permissions. An attempted attack requires user authentication.

CVE更新日: 2019-10-28 20:15:11.003000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 7.5

KEVの情報

KEV更新日: 2021-11-03

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.251250000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2019-18187について、以下の観点で解説します。

1. 脆弱性の概要

Trend Micro OfficeScan (ウイルスバスターコーポレートエディション) のバージョン 11.0 および XG (12.0) に存在するディレクトリトラバーサルの脆弱性です。攻撃者はこの脆弱性を悪用することで、任意の ZIP 形式のファイルを OfficeScan サーバー上の特定のフォルダに展開でき、結果としてリモートで任意のコードを実行する可能性があります。この脆弱性を悪用するには、管理コンソールへのユーザー認証が必要です。

1.1 影響

攻撃が成功した場合、管理コンソールで使用されている Web サービスアカウントの権限で、任意のコードが実行される可能性があります。Web プラットフォームによっては、このアカウントの権限は限定的である場合もあります。

1.2 深刻度

  • CVSS v3.0 スコア: 8.2 (High)
  • CISA Known Exploited Vulnerabilities (KEV) Catalog: 本脆弱性は CISA (米国サイバーセキュリティ・社会基盤安全保障庁) の Known Exploited Vulnerabilities カタログに登録されており、実際に攻撃で悪用されていることが確認されています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

本脆弱性は、特定の OS バージョンではなく、Trend Micro OfficeScan 製品自体に存在します。

2.2 影響を受ける設定

影響を受けるのは、以下の Trend Micro OfficeScan のバージョンです。

  • ウイルスバスターコーポレートエディション 11.0 SP1
  • ウイルスバスターコーポレートエディション XG (12.0)
  • ウイルスバスターコーポレートエディション XG SP1

注: Trend Micro Apex One または Apex One-as-a-Service のバージョンはこの脆弱性の影響を受けません。

3. 影響を受けた時の兆候

本 CVE に関する具体的な侵害の兆候(Indicator of Compromise: IOC)は、公開情報からは明確に示されていません。ただし、本脆弱性は「実際に攻撃に利用されたことが確認されている」ため、対象製品を利用している場合は、ログの監視強化や、不審なファイルの展開、不明なプロセスの実行がないかなどを確認することが推奨されます。

4. 推奨対策

4.1 本対策

トレンドマイクロ社から提供されている Critical Patch (CP) を適用することが、最も推奨される対策です。できるだけ早く最新バージョンに更新することが強く推奨されています。

以下のパッチが提供されています。

  • ウイルスバスターコーポレートエディション XG Service Pack 1 Critical Patch (ビルド 5427)
  • ウイルスバスターコーポレートエディション XG Patch 1 Critical Patch (ビルド 1962)
  • ウイルスバスターコーポレートエディション 11.0 Service Pack 1 Critical Patch (ビルド 6638)

4.2 暫定回避策(緩和策)

本脆弱性の悪用には管理コンソールへのユーザー認証が必要であり、攻撃者は対象システムにネットワーク経由でアクセスする必要があります。そのため、管理コンソールへのネットワークアクセスを信頼できるネットワークからのみに制限することで、攻撃を受ける可能性を軽減できます。ただし、これはあくまで緩和策であり、根本的な解決のためにはパッチの適用が不可欠です。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

戻る