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CVE-2019-17558 の詳細

CVEの情報

説明:
Apache Solr 5.0.0 to Apache Solr 8.3.1 are vulnerable to a Remote Code Execution through the VelocityResponseWriter. A Velocity template can be provided through Velocity templates in a configset `velocity/` directory or as a parameter. A user defined configset could contain renderable, potentially malicious, templates. Parameter provided templates are disabled by default, but can be enabled by setting `params.resource.loader.enabled` by defining a response writer with that setting set to `true`. Defining a response writer requires configuration API access. Solr 8.4 removed the params resource loader entirely, and only enables the configset-provided template rendering when the configset is `trusted` (has been uploaded by an authenticated user).

CVE更新日: 2019-12-30 17:15:19.780000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 7.5

KEVの情報

KEV更新日: 2021-11-03

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.985670000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2019-17558について、以下の観点から解説します。

1. 脆弱性の概要

Apache SolrのVelocityResponseWriterプラグインに存在するリモートコード実行 (RCE) の脆弱性です。攻撃者は、configset velocity/ディレクトリ内、またはパラメータとしてVelocityテンプレートを供給することで、この脆弱性を悪用する可能性があります。ユーザーが定義したconfigsetには、レンダリング可能で悪意のあるテンプレートが含まれる可能性があります。この脆弱性は、不適切な入力検証(CWE-74: インジェクション)に起因します。

具体的には、攻撃者はまずSolrインスタンスのコア名を特定し、その後、特別なデータパケットを送信してparams.resource.loader.enabled設定をtrueに有効化します。これにより、GETリクエストを介して悪意のあるVelocityテンプレートを注入し、Solrシステム上で任意のコードを実行することが可能になります。

1.1 影響

この脆弱性が悪用されると、攻撃者はリモートで任意のコードを実行できる可能性があります。

  • 機密性 (Confidentiality): 高 (HIGH) - 攻撃者は、Apache Solrによって処理される機密データ(設定ファイル、資格情報、接続されたシステムからのデータを含む)に広範囲にアクセスできるようになる可能性があります。
  • 完全性 (Integrity): 高 (HIGH) - 攻撃者は悪意のある入力を用いてデータを改ざんしたり、予期せぬ方法でプログラムの制御フローを変更したりする可能性があります。
  • 可用性 (Availability): 高 (HIGH) - 攻撃者は予期せぬ値を入力し、プログラムのクラッシュや、メモリやCPUなどのリソースの過剰な消費を引き起こす可能性があります。

1.2 深刻度

CVSS v3.1スコアは 7.5 (HIGH) です。CVSSベクトルは CVSS:3.1/AV:N/AC:H/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H と評価されています。

また、この脆弱性はCISA(米国サイバーセキュリティ・インフラストラクチャセキュリティ庁)のKnown Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログにリストされており、実際の攻撃で悪用されたことが確認されています。EPSS(Exploit Prediction Scoring System)スコアは0.94474(100パーセンタイル)または99%(100パーセンタイル)であり、これは最も悪用される可能性が高い脆弱性の一つであることを示しています。公開された概念実証 (PoC) コードやエクスプロイトツールも存在するため、幅広い攻撃者にとってアクセス可能です。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

特定のOSバージョンへの影響は明記されていません。Apache Solrが動作するすべてのOS環境が対象となり得ます。

2.2 影響を受ける設定

以下の環境が影響を受けます。

  • Apache SolrのVelocityResponseWriterプラグインを使用している場合。
  • 特に、params.resource.loader.enabledパラメータがtrueに設定されている場合。このパラメータはデフォルトでは無効ですが、設定APIアクセスを介して有効にすることができます。
  • 以下のApache Solrのバージョンが影響を受けます。
    • Apache Solr 5.0.0 から 7.7.3 より前のバージョン (>= 5.0.0, < 7.7.3).
    • Apache Solr 8.0.0 から 8.4.0 より前のバージョン (>= 8.0.0, < 8.4.0).
    • Tenableによると、バージョン5.0.0から8.3.1が影響を受けることが確認されています。
  • Oracle Primavera Unifier の一部バージョンも影響を受ける可能性があります (>= 17.7, <= 17.12; 16.1; 16.2; 18.8; 19.12)。

3. 影響を受けた時の兆候

直接的な兆候は明記されていませんが、リモートコード実行の特性から、以下のような兆候が考えられます。

  • システム上で予期せぬコマンドが実行された痕跡がある。
  • 不審なファイルが作成または変更されている.
  • Solrプロセスからの異常なネットワーク通信が確認される。
  • CPUやメモリなどのシステムリソース使用量が異常に増加する.
  • アプリケーションログに通常とは異なるエラーや活動が記録されている。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • Apache Solrのアップグレード:
    • 脆弱性が修正されたバージョン、具体的には Apache Solr 7.7.3以降 または Apache Solr 8.4.0以降 へのアップグレードを強く推奨します。
    • Solr 8.4では、params.resource.loaderが完全に削除され、configset-provided template renderingはconfigsetが「信頼されている」(認証されたユーザーによってアップロードされた)場合にのみ有効になります。
    • ベンダーの公式アナウンスを確認し、最新かつ正確なパッチバージョンを適用してください.

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • params.resource.loader.enabledパラメータの無効化: Solr設定において、params.resource.loader.enabledをfalseに設定することで、この脆弱性の悪用を防ぐことができます。
  • Velocityテンプレート機能の制限または無効化: 可能であれば、Velocityテンプレート機能の使用を制限するか、完全に無効にすることを検討してください。
  • ネットワークアクセスの制限: Solrへのネットワークアクセスを制限し、信頼できるユーザーおよびシステムのみがConfiguration APIにアクセスできるようにしてください。

5. その他解説すべき観点

  • CISA KEVカタログへの掲載: この脆弱性はCISAのKnown Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに登録されており、連邦政府機関に対しては2022年5月3日までの修正が義務付けられました。この事実は、すべての組織にとって、この脆弱性を緊急性の高い修正優先事項として扱うべきであることを示唆しています。
  • Metasploitモジュールの存在: この脆弱性を悪用するMetasploitモジュール(exploit/multi/http/solr_velocity_rce)が存在します。これは、攻撃者が容易にこの脆弱性を悪用できることを意味します。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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