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CVE-2019-16920 の詳細

CVEの情報

説明:
Unauthenticated remote code execution occurs in D-Link products such as DIR-655C, DIR-866L, DIR-652, and DHP-1565. The issue occurs when the attacker sends an arbitrary input to a "PingTest" device common gateway interface that could lead to common injection. An attacker who successfully triggers the command injection could achieve full system compromise. Later, it was independently found that these are also affected: DIR-855L, DAP-1533, DIR-862L, DIR-615, DIR-835, and DIR-825.

CVE更新日: 2019-09-27 12:15:10.017000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 9.8

KEVの情報

KEV更新日: 2022-03-25

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.999960000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2019-16920に関する解説

1. 脆弱性の概要

CVE-2019-16920は、D-Link製ルーターに存在する認証不要のリモートコード実行 (RCE) の脆弱性です。この脆弱性は、Common Gateway Interface (CGI) の ping_test アクションにおいて、ping_ipaddr コンポーネントが改行文字を含む入力に対する適切なチェックを欠いていることに起因します。これにより、攻撃者は特別に細工された入力をHTTP POSTメソッドで送信することで、任意のコマンドをルーター上で実行できる可能性があります。

1.1 影響

攻撃者がこの脆弱性を悪用すると、認証なしでリモートからD-Linkルーター上で任意のコマンドをルート権限で実行し、システムを完全に制御する可能性があります。 例えば、概念実証 (PoC) では、悪用によりインターネット接続が1分間中断されることが示されています。

1.2 深刻度

NVD (National Vulnerability Database) は、この脆弱性に対してCVSSv3.xの基本スコアを「9.8 CRITICAL」と評価しており、深刻度は「緊急」です。 CVSSv2.0の基本スコアは「10.0」です。 また、Exploit Prediction Scoring System (EPSS) スコアは99.996%(100パーセンタイル)であり、30日以内に悪用される確率が高いと推定されています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

この脆弱性は、D-Link製ルーターのファームウェアに存在するため、特定のOSバージョンではなく、以下のD-Link製品の特定のモデルが影響を受けます。

  • DIR-655 (Rev. C)
  • DIR-866L (Rev. A)
  • DIR-652 (Rev. B)
  • DHP-1565 (Rev. A)
  • DIR-855L (Rev. A)
  • DAP-1533
  • DIR-862L (Rev. A)
  • DIR-615 (Rev. I)
  • DIR-835 (Rev. A)
  • DIR-825 (Rev. C)
  • DGL-5500 (Rev. A)
  • DIR-130 (Rev. A)
  • DIR-330 (Rev. A)

これらの製品は、記事執筆時点で多くが製造終了 (EOL) しており、ベンダーからの修正プログラムは提供されていません。

2.2 影響を受ける設定

この脆弱性は、D-Linkルーターの apply_sec.cgi ファイル内の ping_test アクションに存在します。 具体的には、CGIコードが認証されていないユーザーからアクセス可能であり、ping_test が ping_ipaddr 引数に含まれる改行文字を適切に処理できないことが問題です。

3. 影響を受けた時の兆候

この脆弱性の悪用による直接的な兆候は、攻撃者が実行するコマンドによって異なります。しかし、以下のような異常が考えられます。

  • ルーターの不審な動作や予期せぬ再起動。
  • インターネット接続の断続的な切断。
  • ルーターの設定が意図せず変更されている。
  • ネットワーク内部からの不審な通信や活動。

4. 推奨対策

4.1 本対策

影響を受ける製品は、D-Link社によって製品サポートが終了しているため、ベンダーからの公式な修正プログラムは提供されません。 したがって、唯一の根本的な対策は、影響を受けるデバイスの使用を停止し、サポートされている新しいデバイスに交換することです。

4.2 暫定回避策(緩和策)

D-Linkはベンダーからのパッチを提供していないため、既知の暫定回避策はありません。 しかし、一般的なセキュリティ対策として、以下のことを実施することが推奨されます。

  • インターネットに直接接続されている影響を受けるデバイスをネットワークから隔離する。
  • 不要なポートを閉じ、アクセス制御リスト (ACL) を厳格化する。
  • 可能であれば、影響を受けるデバイスの前にファイアウォールを設置し、外部からのアクセスを制限する。
  • ルーターの管理パスワードを強力なものにし、定期的に変更する。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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