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CVE-2019-15107 の詳細

CVEの情報

説明:
An issue was discovered in Webmin <=1.920. The parameter old in password_change.cgi contains a command injection vulnerability.

CVE更新日: 2019-08-16 03:15:11.387000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 9.8

KEVの情報

KEV更新日: 2022-03-25

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.997100000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2019-15107について、以下の観点で解説します。

1. 脆弱性の概要

CVE-2019-15107は、WebベースのUnix/Linuxシステム管理ツールであるWebminにおけるコマンドインジェクションの脆弱性です。password_change.cgiスクリプトのoldパラメータに、認証されていないリモートの攻撃者が任意のコマンドを挿入し、実行することが可能です。この脆弱性は、入力値が適切にサニタイズされずにシステムシェルに直接渡されることに起因します。一部の情報源では、この脆弱性がWebminのパスワード変更機能モジュールに意図的に混入された悪意のあるコード(バックドア)である可能性が指摘されています。

1.1 影響

この脆弱性が悪用されると、認証されていないリモートの攻撃者が、脆弱なシステム上で任意のコードを実行できます。攻撃者は、通常root権限で実行されるWebminの性質上、対象サーバーのroot権限を奪取し、システムの完全な制御を掌握する可能性があります。これにより、機密性、完全性、可用性の全てに深刻な影響を及ぼします。

1.2 深刻度

CVE-2019-15107の深刻度は「緊急 (Critical)」と評価されています。 * CVSS v3.1 基本評価スコア: 9.8 (緊急) * CVSS v2.0 基本評価スコア: 10.0 (緊急) エクスプロイトコードが公開されており、実際にこの脆弱性を標的としたアクセスが観測されています。CISA (Cybersecurity and Infrastructure Security Agency) の既知の悪用された脆弱性カタログ (KEV) にも追加されています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

Webminバージョン1.880から1.920まで(1.920を含む)がこの脆弱性の影響を受けます。具体的には、Webmin 1.920およびそれ以前のバージョンが影響対象です。Webminは、LinuxなどのUnixベースのOSをウェブブラウザから管理するためのツールです。

2.2 影響を受ける設定

この脆弱性は、password_change.cgiというパスワード変更機能に存在します。特に、「期限切れのパスワードを持つユーザーに新しいパスワードの入力を促す (Prompt users with expired passwords to enter a new one)」というパスワード有効期限ポリシーが設定されている場合に悪用可能です。バージョン1.890はデフォルト設定で脆弱性の影響を受けますが、その他の影響を受けるバージョンでは、「ユーザーパスワード変更」オプションが有効になっている必要があります。

3. 影響を受けた時の兆候

  • WebサーバーのアクセスログやWAFログに、/password_change.cgiへの受信HTTP POSTリクエストで、パラメータ値内に疑わしいシェル制御文字(例: |や;)が含まれている形跡が見られる場合があります。
  • 脆弱性を標的とした、サーバーの稼働状況や脆弱性の有無の確認、および脆弱性を悪用したコマンドの試行などのアクセスが観測されることがあります。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • Webminをバージョン1.930以降にアップデートしてください。これにより、根本的な脆弱性が修正されます。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • Webminの「ユーザーパスワード変更」オプションを無効にしてください。
  • Webminのデフォルトポートである10000番ポートへのネットワークアクセスを、ファイアウォールやVPNトンネルなどを用いて制限し、信頼できないネットワークからの直接的な露出を防いでください。
  • Webminのコード内に悪意のあるqx//バックドアが存在しないか確認し、発見した場合は削除してください。
  • SIEM (Security Information and Event Management) ソフトウェアなどを利用してネットワークを監視し、疑わしい活動が検出された場合に通知を受け取り、ログを確認して異常がないか把握してください。

他に解説すべき観点

  • この脆弱性は、2019年8月に開催されたDefConにて公にされました。
  • Webminの脆弱性にはCVE-2019-15231という別のCVE番号も採番されていますが、MITRE社によるとCVE-2019-15231はCVE-2019-15107と同じ脆弱性について採番された番号であり、本脆弱性を指す場合はCVE-2019-15107を使用することが推奨されています。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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