CVE-2019-1367 の詳細
CVEの情報
説明:
A remote code execution vulnerability exists in the way that the scripting engine handles objects in memory in Internet Explorer, aka 'Scripting Engine Memory Corruption Vulnerability'. This CVE ID is unique from CVE-2019-1221.
CVE更新日: 2019-09-23 20:15:13.447000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 7.5
KEVの情報
KEV更新日: 2021-11-03
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.524490000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2019-1367について、以下の観点から解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2019-1367は、Microsoft Internet Explorerのスクリプトエンジンにおけるメモリ破損の脆弱性です。これは、スクリプトエンジンがメモリ内のオブジェクトを処理する方法に存在する、境界外書き込み(Out-of-bounds Write、CWE-787)およびUse-After-Freeの欠陥に起因します。攻撃者は、特別に細工されたウェブサイトを作成し、ユーザーをそのウェブサイトに誘導することで、この脆弱性を悪用することができます。
1.1 影響
この脆弱性が悪用された場合、攻撃者は現在のユーザーのコンテキストで任意のコードを実行できる可能性があります。もし現在のユーザーが管理者権限でログオンしている場合、攻撃者はシステムを完全に制御する可能性があります。これにより、データの機密性、完全性、可用性が高度に影響を受ける可能性があります。この脆弱性は、ランサムウェアキャンペーンを含む実際の攻撃で積極的に悪用されていることが確認されています。
1.2 深刻度
CVE-2019-1367は高 severity と評価されています。CVSS 3.1スコアは7.5です。CISA(米国サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁)の既知の悪用された脆弱性カタログ(Known Exploited Vulnerabilities Catalog)にもリストされており、2022年5月3日までの修正期限が設定されていました。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
以下のMicrosoft Internet Explorerのバージョンが影響を受けます。 * Internet Explorer 9 * Internet Explorer 10 * Internet Explorer 11
これには、以下のOSバージョン上のInternet Explorerが含まれます。 * Windows 10 (バージョン 1903, 1809, 1803, 1709, 1703, 1607) * Windows Server 2019 * Windows Server 2016 * Windows Server 2012 * Windows Server 2008 Service Pack 2 * Windows 7 * Windows 8.1
2.2 影響を受ける設定
脆弱性はInternet ExplorerのJScriptスクリプトエンジンに存在します。Windows Serverのサポートされているバージョンでは、Internet Explorerが「拡張セキュリティ構成(Enhanced Security Configuration)」という制限付きモードで実行されるため、リスクを軽減する効果がありますが、脆弱性を完全に排除するものではありません。
3. 影響を受けた時の兆候
この脆弱性が悪用された場合、以下のような兆候が現れる可能性があります。 * 通常と異なるスクリプトエンジンの活動 * Internet Explorerからの予期しないプロセス生成 * ランサムウェア展開の兆候(この脆弱性はランサムウェアキャンペーンと関連付けられています) システムログの確認や脅威ハンティングを実施し、パッチ適用以前に悪用が行われたかどうかを判断することが推奨されます。
4. 推奨対策
4.1 本対策
4.2 暫定回避策(緩和策)
5. 不明点
特になし。
6. 他に解説すべき観点
参照したサイト