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CVE-2019-1322 の詳細

CVEの情報

説明:
An elevation of privilege vulnerability exists when Windows improperly handles authentication requests, aka 'Microsoft Windows Elevation of Privilege Vulnerability'. This CVE ID is unique from CVE-2019-1320, CVE-2019-1340.

CVE更新日: 2019-10-10 14:15:16.190000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 7.8

KEVの情報

KEV更新日: 2022-03-15

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.192050000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2019-1322に関する脆弱性の調査結果を以下に解説します。

1. 脆弱性の概要

CVE-2019-1322は、Windowsが認証要求を不適切に処理する際に発生する特権昇格の脆弱性です。これは「Microsoft Windows 特権昇格の脆弱性」として知られています。また、Update Orchestrator Serviceにおける単純なサービス設定ミスとも表現され、ローカルのSERVICEグループに属する任意のユーザーが、SYSTEM権限で実行されるサービスを再構成できる脆弱性です。

1.1 影響

攻撃者がこの脆弱性を悪用すると、昇格されたアクセス権(特権)を取得できる可能性があります。 特に、別の脆弱性であるCVE-2019-1405と組み合わせて悪用された場合、特権を持たないローカルユーザーがSYSTEMユーザーとして任意のコマンドを実行することが可能になります。 これにより、影響を受けるシステム内で機密情報への不正アクセスや操作が行われる可能性があります。

1.2 深刻度

この脆弱性の深刻度は「High(高)」に分類されています。 CVSS v3.1の基本スコアは7.8(High)です。 また、米国サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁(CISA)の既知の悪用された脆弱性(KEV)カタログに掲載されており、実環境で活発に悪用されていることが確認されています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

以下のMicrosoft Windowsのバージョンが影響を受けます。

  • Microsoft Windows (汎用)
  • Windows 10
    • バージョン 1803 (32ビット、x64ベース、ARM64ベースシステム)
    • バージョン 1809 (32ビット、x64ベース、ARM64ベースシステム)
    • バージョン 1903 (32ビット、x64ベース、ARM64ベースシステム)
    • 特に、CVE-2019-1405と連携して悪用される場合、Windows 10 バージョン 1803 から 1903 が影響を受けるとされています。
  • Windows Server
    • バージョン 1803 (Server Core インストール)
    • バージョン 2019, 2019 (Server Core インストール)
    • バージョン 1903 (Server Core インストール)

2.2 影響を受ける設定

この脆弱性は、Windowsのデフォルト設定におけるサービス設定ミスに起因します。具体的には、NT AUTHORITY\SERVICEグループに属するユーザーがUpdate Orchestrator Service (UsoSvc) に対してフルコントロールを持つことが原因です。これにより、当該グループのユーザーはサービスを停止、再構成、開始でき、結果としてNT AUTHORITY\SYSTEMとして任意のコマンドを実行できます。

3. 影響を受けた時の兆候

この脆弱性による直接的なシステム上の兆候は明示されていません。しかし、特権昇格の脆弱性であるため、攻撃者がより高い権限を獲得した結果、以下のような間接的な兆候が考えられます。

  • 許可されていないアカウントの作成、変更、または削除。
  • 通常とは異なるシステム設定の変更。
  • 不正なソフトウェアのインストールまたは実行。
  • 疑わしいネットワーク接続やデータ転送。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • タイムリーなパッチ適用と更新が不可欠です。
  • Microsoftは2019年10月に、CVE-2019-1322に対処するためのセキュリティ更新プログラムをリリースしました。この更新プログラムでは、Update Orchestrator Serviceに対するSERVICEグループからのフルコントロールが削除されています。
  • 利用可能なすべてのWindowsオペレーティングシステム更新プログラム(月例のWindowsセキュリティ更新プログラムを含む)を適用してください。
  • ベンダーが提供する修正プログラムに関するアドバイザリを継続的に確認してください。

4.2 暫定回避策(緩和策)

CVE-2019-1322に対する公式な暫定回避策は、パッチリリース以前には明確に記載されていません。しかし、この脆弱性がUpdate Orchestrator Serviceのアクセス権設定に起因することを踏まえると、パッチが適用できない場合に、手動で非管理者ユーザーからのUpdate Orchestrator Serviceへのアクセス権を制限することが考えられます。 ただし、これは高度な設定変更であり、システムの安定性に影響を与える可能性があるため、慎重な検討が必要です。最も推奨されるのは、セキュリティ更新プログラムの迅速な適用です。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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