CVE-2019-1215 の詳細
CVEの情報
説明:
An elevation of privilege vulnerability exists in the way that ws2ifsl.sys (Winsock) handles objects in memory, aka 'Windows Elevation of Privilege Vulnerability'. This CVE ID is unique from CVE-2019-1253, CVE-2019-1278, CVE-2019-1303.
CVE更新日: 2019-09-11 22:15:14.587000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 7.8
KEVの情報
KEV更新日: 2021-11-03
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.192540000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2019-1215に関する調査結果を以下に解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2019-1215は、Windows Elevation of Privilege Vulnerability(Windows特権昇格の脆弱性)として知られています。この脆弱性は、
ws2ifsl.sys(Winsock) がメモリ内のオブジェクトを処理する方法に存在する特権昇格の脆弱性です。これはUse-After-Free (UAF) の脆弱性として分析されています。1.1 影響
この脆弱性を悪用されると、ローカルの攻撃者がシステム上で特権を昇格させることが可能になります。具体的には、中程度の整合性レベルの権限でエクスプロイトを実行することで、SYSTEM権限を持つ新しい
cmd.exeを生成できることが示されています。これにより、攻撃者は昇格された特権でコードを実行できるようになります。1.2 深刻度
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
Microsoft WindowsおよびWindows Serverの複数のバージョンが影響を受けます。具体的には以下のバージョンが挙げられます。
2.2 影響を受ける設定
この脆弱性は、
ws2ifsl.sysというWinsock関連のシステムコンポーネントにおけるメモリ処理の不具合に起因します。 特定のユーザー設定によって脆弱性が有効になったり無効になったりするものではありません。影響を受けるOSバージョンを使用している場合、デフォルトで脆弱性の影響を受ける可能性があります。3. 影響を受けた時の兆候
この脆弱性はローカルでの特権昇格を引き起こすものであり、通常、エクスプロイトが成功した場合、攻撃者はシステム上でより高い権限を獲得し、任意のコードを実行します。 そのため、直接的な「兆候」としてユーザーが認識できるような挙動は限定的である可能性があります。しかし、システムログの異常な記録、予期しないプロセス(特にシステム権限での実行)の発生、またはセキュリティソフトウェアによる不審なアクティビティの検出などが間接的な兆候となり得ます。
4. 推奨対策
4.1 本対策
Microsoftが提供するセキュリティアップデートを適用することが恒久的な対策です。 この脆弱性は2019年9月10日にパッチが公開されています。 影響を受けるWindowsおよびWindows Serverのバージョンに対し、ベンダーの指示に従って最新のセキュリティ更新プログラムを適用してください。
4.2 暫定回避策(緩和策)
検索結果には、この脆弱性に対する特定の暫定回避策や緩和策は明示されていません。特権昇格の脆弱性であるため、パッチ適用が最も効果的な対策となります。一般的に、ローカルでの悪用を防ぐためには、影響を受けるシステムへの物理的および論理的なアクセスを最小限に制限することが重要です。
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