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CVE-2019-1068 の詳細

CVEの情報

説明:
A remote code execution vulnerability exists in Microsoft SQL Server when it incorrectly handles processing of internal functions, aka 'Microsoft SQL Server Remote Code Execution Vulnerability'.

CVE更新日: 2019-07-15 19:15:16.983000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 8.8

KEVの情報

KEV更新日: 2026-08-26

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.572730000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2019-1068は、Microsoft SQL Serverに存在するリモートコード実行の脆弱性です。以下に、その詳細を解説します。

1. 脆弱性の概要

CVE-2019-1068は、「Microsoft SQL Server Remote Code Execution Vulnerability」として知られています。この脆弱性は、Microsoft SQL Serverが内部関数の処理を不適切に扱うことに起因し、攻撃者がSQL Server Database Engineサービスアカウントのセキュリティコンテキストで任意のコードを実行できる可能性があるものです。この脆弱性は、不適切な入力検証(CWE-20)として分類されています。データベースエンジンが、不正な形式の構成を拒否または安全に処理するのではなく、攻撃者が影響を与えるコードを実行できるような方法で処理します。

1.1 影響

この脆弱性が悪用された場合、攻撃者はSQL Server Database Engineサービスアカウントの権限で任意のコードを実行できます。これにより、機密性、完全性、可用性に高い影響が及ぶ可能性があります。具体的には、保存されているデータベースデータの読み取り、重要なデータベース構造の変更、監査ログの消去、およびサービス拒否(DoS)状態の引き起こしなどが考えられます。また、横方向の移動やさらなる特権昇格につながる可能性もあります。

1.2 深刻度

  • CVSS v3.x スコア: 8.8 (High)
    • 攻撃元区分: ネットワーク
    • 攻撃条件の複雑さ: 低
    • 必要な特権レベル: 低
    • ユーザ関与レベル: 不要
    • スコープ: 変更なし
    • 機密性への影響: 高
    • 完全性への影響: 高
    • 可用性への影響: 高
  • EPSS スコア: 44.665% (99th percentile of exploitability)
  • CISA KEV カタログへの追加: 2026年8月26日にCISAのKnown Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに追加されており、活発な悪用が確認されています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

Microsoft SQL Serverの以下のバージョンが影響を受けます。

  • SQL Server 2014 Service Pack 2 および Service Pack 3 (GDR および CU)
  • SQL Server 2016 Service Pack 1 および Service Pack 2 (GDR および CU)
  • SQL Server 2017 (GDR および CU)
  • Linux および Docker コンテナ展開環境下の SQL Server 2017
  • Windows Azure (IaaS) 上の SQL Server インスタンス
  • SQL Server 主/副(Active-Passive)クラスター

2.2 影響を受ける設定

特定の「設定」が影響を受けるというよりも、SQL Serverの内部関数の処理における入力検証の不備(CWE-20)が根本原因です。

3. 影響を受けた時の兆候

  • SQL ServerエラーログやWindowsイベントログで、SQL Serverサービス(sqlservr.exe)から発生する予期しないプロセス生成や子プロセスを監視する。これは通常のクエリ実行時には発生しません。
  • SQL Serverのログインイベントを監査し、予期しないソースアドレスや異常な時刻からの認証、および対応するアプリケーション層のセッションなしにシステム関数や内部関数に対して即座に実行されるクエリを確認する。
  • データベースエンジンがクラッシュし、サービス拒否(DoS)状態が発生する。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • ベンダーであるMicrosoftが提供するセキュリティ更新プログラムを適用してください。この脆弱性に対する修正は、2019年7月のセキュリティ更新プログラムで提供されています。
  • SQL Server 2017 の場合は 14.0.2027.2 (GDR) または 14.0.3192.2 (CU) に更新してください。
  • SQL Server 2016 SP1 の場合は 13.0.4259.0 (GDR) または 13.0.4604.0 (CU) に更新してください。
  • 現在入手できる最新の更新プログラムまで、対象世代のSQL Serverを一気に引き上げるのが現実的な対応です。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • ホストベースのファイアウォールを使用して、SQL Serverポート(デフォルトTCP 1433)へのネットワークアクセスを制限してください。
  • SQL Server Database Engineサービスアカウントの権限を最小限に抑えてください。
  • 共有されているデータベースログインを整理してください。
  • SQL Serverインスタンスをインターネットに直接公開しないでください。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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