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CVE-2019-10068 の詳細

CVEの情報

説明:
An issue was discovered in Kentico 12.0.x before 12.0.15, 11.0.x before 11.0.48, 10.0.x before 10.0.52, and 9.x versions. Due to a failure to validate security headers, it was possible for a specially crafted request to the staging service to bypass the initial authentication and proceed to deserialize user-controlled .NET object input. This deserialization then led to unauthenticated remote code execution on the server where the Kentico instance was hosted.

CVE更新日: 2019-03-26 18:29:00.403000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 9.8

KEVの情報

KEV更新日: 2022-03-25

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.950740000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2019-10068は、Kentico CMSに存在する、セキュリティヘッダーの検証不備に起因する深刻な脆弱性です。

1. 脆弱性の概要

Kentico CMSのステージングサービスにおいて、セキュリティヘッダーの検証が不十分である問題が発見されました。これにより、特別に細工されたリクエストが初期認証を迂回し、ユーザーが制御する.NETオブジェクト入力のデシリアライゼーションを実行することが可能になります。このデシリアライゼーションによって、認証されていないリモートコード実行 (RCE) が、Kenticoインスタンスがホストされているサーバー上で発生します。

1.1 影響

本脆弱性が悪用されると、攻撃者はKenticoインスタンスがホストされているサーバー上で認証なしにリモートコードを実行できます。 その結果、データへの不正アクセス、ユーザーのプライバシー侵害、および影響を受けた企業の評判への損害が発生する可能性があります。 さらに、情報漏洩、データの改ざん、およびサービス運用妨害 (DoS) 状態に陥る可能性もあります。 また、高度な持続的脅威(APT)など、他の種類の攻撃の足がかりとなる可能性もあります。

1.2 深刻度

  • CVSS v3.1 ベーススコア: 9.8 (緊急 - Critical)
  • CVSS v3 ベクター: AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
    • 攻撃元区分 (AV): ネットワーク (N)
    • 攻撃条件の複雑さ (AC): 低 (L)
    • 必要な特権レベル (PR): 不要 (N)
    • ユーザーインタラクション (UI): 不要 (N)
    • スコープ (S): 変更なし (U)
    • 機密性への影響 (C): 高 (H)
    • 完全性への影響 (I): 高 (H)
    • 可用性への影響 (A): 高 (H)
  • CISA KEV (Known Exploited Vulnerabilities) カタログ: 記載あり(既知の悪用されている脆弱性)

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

特定のOSバージョンは直接的な影響範囲として明記されていません。本脆弱性は.NETベースのエンタープライズCMSであるKentico CMSアプリケーションに影響を与えます。

2.2 影響を受ける設定

影響を受けるKentico CMSのバージョンは以下の通りです。 * Kentico 12.0.x (12.0.15より前のバージョン) * Kentico 11.0.x (11.0.48より前のバージョン) * Kentico 10.0.x (10.0.52より前のバージョン) * Kentico 9.x (すべてのバージョン)

また、本脆弱性は、ステージングサービスがユーザー名ベースの認証を使用している場合に悪用可能です。これはデフォルトの設定であり、脆弱なWebサービスはデフォルト設定でインストールされ、悪用される可能性があります。

3. 影響を受けた時の兆候

  • サーバー上でのリモートコード実行。
  • 不正なデータアクセス、ユーザープライバシーの侵害、企業の評判への損害。
  • アプリケーションログに不審なデシリアライゼーション試行や予期しないDNSクエリが記録される。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • Kentico CMSを、本脆弱性に対応する最新のパッチ適用済みのバージョンに直ちにアップグレードしてください。
    • 具体的な修正済みバージョンについては、Kenticoの公式Hotfixesページを参照してください。
    • Hotfixesページ: Kentico DevNet Hotfixes
  • 長期的な対策としては、安全でないデシリアライゼーション方法を、厳格な型検証を伴うJSONシリアライゼーションのような安全な代替手段に置き換えるか、許可された型を既知の安全なリストに制限するデシリアライゼーションバインダーを実装することが含まれます。
  • デシリアライゼーションプロセスで許可されるデータの種類を制限してください。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • ファイアウォールルールやIPホワイトリストを使用して、Kentico CMSの管理インターフェースへのネットワークアクセスを制限してください。
  • アプリケーションログを監視し、不審なデシリアライゼーション試行や予期しないDNSクエリがないか確認してください。
  • 最小権限の原則に従い、アプリケーションプールの権限を見直し、強化してください。

追加の解説すべき観点

  • CWE-ID: CWE-502: 信頼できないデータのデシリアライゼーション (Deserialization of Untrusted Data)
  • 悪用状況: 本CVEは実際に悪用が確認されており(Known Exploited Vulnerability)、CISA(米国サイバーセキュリティ・社会基盤安全保障庁)は連邦機関に対し、直ちにパッチを適用するよう義務付けています。
  • 本脆弱性はステージングサービスに存在し、このサービスは異なる環境間やサーバー間で変更を同期するために使用されます。
  • デシリアライゼーションは、ステージングWebサービス内のSOAPアクションによってデシリアライズされる、実際のSOAPボディの要素内のXMLエンコードされたSOAPメッセージを介して発生します。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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