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CVE-2019-0859 の詳細

CVEの情報

説明:
An elevation of privilege vulnerability exists in Windows when the Win32k component fails to properly handle objects in memory, aka 'Win32k Elevation of Privilege Vulnerability'. This CVE ID is unique from CVE-2019-0685, CVE-2019-0803.

CVE更新日: 2019-04-09 21:29:02.520000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 7.8

KEVの情報

KEV更新日: 2021-11-03

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.041510000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2019-0859は、Microsoft WindowsのWin32kコンポーネントに存在する権限昇格の脆弱性です。これは、Win32kがメモリ内のオブジェクトを適切に処理できないことに起因するUse-After-Freeの脆弱性であり、Win32k Elevation of Privilege Vulnerabilityとしても知られています。

この脆弱性は、Microsoftがパッチをリリースする前に既に実環境で積極的に悪用されていたゼロデイ脆弱性でした。Kaspersky Labの研究者によって発見され、Microsoftに報告されました。


1. 脆弱性の概要

1.1 影響 この脆弱性が悪用されると、攻撃者はカーネルモードで任意のコードを実行できる可能性があります。これにより、プログラムのインストール、データの表示・変更・削除、または完全なユーザー権限を持つ新しいアカウントの作成が可能になります。最悪の場合、感染したPCを完全に制御される可能性があります。攻撃者はシステムにログオンしている必要があります。

1.2 深刻度 CVE-2019-0859は権限昇格の脆弱性として分類されています。この脆弱性は、CISAのKnown Exploited Vulnerabilities Catalogにも含まれており、実世界での悪用が確認されています。NVDによると、CVSS v3.1スコアは7.8 (High)と評価されています。


2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン 以下のMicrosoft Windowsの64ビット版が影響を受けます。

  • Windows 7
  • Windows 8.1 (関連資料で示唆される範囲)
  • Windows 10 (古いビルドから最新ビルドまで)
  • Windows Server 2008 R2 SP1 (Itaniumおよびx64ベースシステム)
  • Windows Server 2012 (関連資料で示唆される範囲)
  • Windows Server 2012 R2 (関連資料で示唆される範囲)
  • Windows Server 2016 (関連資料で示唆される範囲)
  • Windows Server 2019 (関連資料で示唆される範囲)

より広範には、Windows 7からWindows 10までの様々なクライアントおよびサーバーオペレーティングシステム(32ビットおよび64ビットシステム)が影響を受ける可能性があります。

2.2 影響を受ける設定 本脆弱性は、win32k.sysというカーネルモードドライバーのWin32kコンポーネントに存在します。特定の環境設定が脆弱性の悪用を直接可能にするわけではなく、影響を受けるOSバージョンを使用していることが条件となります。攻撃者はシステムにログオンできる必要があります。


3. 影響を受けた時の兆候

この脆弱性は、攻撃者がシステム上で権限を昇格させるために利用されました。悪用された場合、以下のような活動が見られる可能性があります。

  • PowerShellスクリプトのダウンロードと実行。
  • HTTPリバースシェル(バックドア)のインストール。
  • カーネルモードでの任意のコード実行。
  • 管理者権限を持つ新しいユーザーアカウントの作成。
  • マルウェアの検出名(Kaspersky製品の場合):HEUR:Exploit.Win32.Generic、HEUR:Trojan.Win32.Generic、PDM:Exploit.Win32.Generic。

攻撃は、通常、ステルス性を保つように設計されており、発見されにくい可能性があります。


4. 推奨対策

4.1 本対策 * Microsoftセキュリティ更新プログラムの適用: Microsoftは2019年4月10日にこの脆弱性を修正するパッチをリリースしています。速やかに当該セキュリティ更新プログラムを適用してください。 * OSおよびソフトウェアの定期的な更新: 使用している全てのソフトウェア、特にオペレーティングシステムを常に最新の状態に保つことが推奨されます。

4.2 暫定回避策(緩和策) CVE-2019-0859に対する特定の暫定回避策は、公開情報からは明確に記述されていません。最も重要な対策は、提供されているセキュリティ更新プログラムを迅速に適用することです。 ただし、一般的な緩和策として、ふるまい分析技術を備えたセキュリティ製品を利用することで、未知の脅威を検知できる可能性があります。


参照サイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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