CVE-2019-0604 の詳細
CVEの情報
説明:
A remote code execution vulnerability exists in Microsoft SharePoint when the software fails to check the source markup of an application package, aka 'Microsoft SharePoint Remote Code Execution Vulnerability'. This CVE ID is unique from CVE-2019-0594.
CVE更新日: 2019-03-05 23:29:00.757000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 9.8
KEVの情報
KEV更新日: 2021-11-03
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.999130000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: True
CVE-2019-0604は、Microsoft SharePointに存在するリモートコード実行の脆弱性です。以下に各観点から解説します。
1. 脆弱性の概要
1.1 影響
この脆弱性は、Microsoft SharePointがアプリケーションパッケージのソースマークアップを適切に検証しないことに起因します。攻撃者は、特別に細工されたリクエストを送信することで、SharePointアプリケーションプールおよびSharePointサーバーファームアカウントのコンテキストで任意のコードを実行することが可能です。これにより、システムへの完全な侵害、データ漏洩、およびシステムへの損害を引き起こす可能性があります。
1.2 深刻度
CVE-2019-0604は「緊急」と評価されており、CVSS v3.1のスコアは9.8(最大10)です。これは、機密性、完全性、可用性に対する影響が極めて高いことを示しています。 当初、認証が必要な場合のCVSS v3スコアは8.8でしたが、認証なしで到達可能なパスが存在することが判明し、9.8に再評価されました。 この脆弱性は、リリース当時から活発に悪用されていることが確認されています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
この脆弱性は、Microsoft SharePoint Serverの以下のバージョンに影響を及ぼします。 * Microsoft SharePoint Foundation 2010 Service Pack 2 * Microsoft SharePoint Foundation 2013 Service Pack 1 * Microsoft SharePoint Server 2010 Service Pack 2 * Microsoft SharePoint Server 2013 Service Pack 1 * Microsoft SharePoint Enterprise Server 2016 * Microsoft SharePoint Server 2019 一般的に、SharePoint 2010、2013、2016、2019のほとんどのバージョンに影響します。
2.2 影響を受ける設定
この脆弱性は、SharePointソフトウェアがアプリケーションパッケージのソースマークアップを検証しないことに起因します。 具体的には、
XmlSerializerを使用した逆シリアル化において、期待されるタイプが制御可能である場合に不適切な入力検証が発生します。Microsoft.SharePoint.BusinessData.Infrastructure.EntityInstanceIdEncoder.DecodeEntityInstanceId(string)のようなメソッドが関連しています。 攻撃は、認証なしでアクセス可能なパス(例:/_layouts/15/Picker.aspxや/_layouts/Picker.aspx)を介して実行される可能性があります。3. 影響を受けた時の兆候
この脆弱性が悪用された場合、以下のような兆候が見られる可能性があります。 * 侵害されたホスト上にWebシェルが仕掛けられている。 * 「China Chopper」のようなマルウェアが展開されている。 * SharePointサーバー上で、意図しないプロセス(例: 電卓プロセス)が実行されている。 潜在的なWebシェルを特定するために、Webシェルマルウェアの検出と防止に関するガイダンスを確認し、実施することが推奨されます。
4. 推奨対策
4.1 本対策
Microsoftからリリースされた最新のセキュリティパッチを速やかに適用することが最も重要です。Microsoftは2019年2月に最初のパッチをリリースし、その後3月と4月に追加の更新プログラムを公開してこの脆弱性に対処しました。 定期的なパッチ適用プロセスを維持することが不可欠です。
4.2 暫定回避策(緩和策)
本脆弱性に対する具体的な暫定回避策に関する情報は見つかりませんでした。Microsoftからはセキュリティパッチの適用が推奨されています。
参照したサイト