CVE-2019-0193 の詳細
CVEの情報
説明:
In Apache Solr, the DataImportHandler, an optional but popular module to pull in data from databases and other sources, has a feature in which the whole DIH configuration can come from a request's "dataConfig" parameter. The debug mode of the DIH admin screen uses this to allow convenient debugging / development of a DIH config. Since a DIH config can contain scripts, this parameter is a security risk. Starting with version 8.2.0 of Solr, use of this parameter requires setting the Java System property "enable.dih.dataConfigParam" to true.
CVE更新日: 2019-08-01 14:15:13.113000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 7.2
KEVの情報
KEV更新日: 2021-12-10
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.835470000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2019-0193に関する脆弱性調査結果を以下に解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2019-0193は、Apache SolrのDataImportHandler (DIH) モジュールに存在するリモートコード実行 (RCE) の脆弱性です。
詳細: DataImportHandlerは、データベースやその他のデータソースからデータをインポートするための、オプションですが一般的に使用されるモジュールです。このモジュールのDIH設定全体が、外部リクエストの
dataConfigパラメータを通じて提供される機能があります。DIH設定にはスクリプトを含めることが可能なため、攻撃者は慎重に細工されたdataConfigパラメータを含む悪意のあるリクエストを送信することで、Solrサーバー上で任意のコードを実行できます。この機能は、DIH管理画面のデバッグモードで、DIH設定の開発やデバッグを容易にするために利用されます。1.1 影響
この脆弱性が悪用されると、リモートで任意のコードが実行される可能性があります。これにより、攻撃者は以下のことが可能になります。 * 任意のコマンド実行 * データの改ざん * 制御フローの変更 * 機密データの読み取り * サーバーの侵害
1.2 深刻度
この脆弱性の深刻度は「重要」または「深刻」と評価されています。 * CWE-ID: CWE-94: 不適切なコード生成の制御(コードインジェクション) * CVSSスコア: 個々の環境によって変動する可能性があります。 * Exploitの状況: この脆弱性のエクスプロイト(攻撃コード)は公開されており、悪用コストは非常に低いとされています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
この脆弱性はApache Solrのソフトウェア自体に存在するため、特定のOSバージョンに依存しません。 * 影響を受けるApache Solrのバージョン: Apache Solr 8.1.1 以前のバージョン。 * 影響を受けないApache Solrのバージョン: Apache Solr 8.2.0 以降のバージョン。
2.2 影響を受ける設定
DataImportHandlerが
solrconfig.xmlファイルで設定され、DataImport機能が有効になっている環境が影響を受けます。特に、リクエストのdataConfigパラメータを介してDIH設定が渡されるような構成が脆弱性の原因となります。Solr 8.2.0以降では、
dataConfigパラメータを使用するためには、Javaシステムプロパティenable.dih.dataConfigParamをtrueに明示的に設定する必要があります。このプロパティがtrueに設定されていない限り、Solr 8.2.0以降ではdataConfigパラメータは利用できません。3. 影響を受けた時の兆候
直接的な兆候は明確に文書化されていませんが、以下の状況が脆弱性悪用の可能性を示唆する場合があります。 * 脆弱なバージョンのSolrの稼働: Solrの管理ダッシュボードでバージョンを確認し、影響を受けるバージョンが稼働しており、かつ適切な保護設定が施されていない場合、脆弱な状態にあります。 * サーバー上での不審な活動: サーバー上で予期せぬコマンドが実行されたり、ファイルが変更されたり、新たなファイル(例: ウェブシェル)が作成されたりする など、不正な活動が観測された場合は、脆弱性が悪用された可能性があります。
4. 推奨対策
4.1 本対策
dataConfigパラメータの使用にはJavaシステムプロパティenable.dih.dataConfigParamを明示的にtrueに設定する必要があり、デフォルトで脆弱な機能が無効化されます。4.2 暫定回避策(緩和策)
solrconfig.xmlの変更:solrconfig.xmlを編集し、全てのDataImportHandlerの使用箇所にinvariantsセクションを追加して、dataConfigパラメータを空の文字列に設定してください。<str name="config"></str>他に解説すべき観点
参照したサイト