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CVE-2018-8174 の詳細

CVEの情報

説明:
A remote code execution vulnerability exists in the way that the VBScript engine handles objects in memory, aka "Windows VBScript Engine Remote Code Execution Vulnerability." This affects Windows 7, Windows Server 2012 R2, Windows RT 8.1, Windows Server 2008, Windows Server 2012, Windows 8.1, Windows Server 2016, Windows Server 2008 R2, Windows 10, Windows 10 Servers.

CVE更新日: 2018-05-09 19:29:02.917000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 7.5

KEVの情報

KEV更新日: 2022-02-15

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.883320000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

VBScriptエンジンにおけるリモートコード実行の脆弱性であるCVE-2018-8174について、以下の観点で解説します。

1. 脆弱性の概要

CVE-2018-8174は、「Windows VBScript エンジンのリモートコード実行の脆弱性」として知られています。この脆弱性は、VBScriptエンジンがメモリ内のオブジェクトを処理する方法に存在し、特にUse-After-Free(解放後使用)の脆弱性が表面化した際のオブジェクトの再使用によって発生します。攻撃者はこの脆弱性を悪用することで、標的のシステム上で任意のコードをリモートで実行できる可能性があります。

1.1 影響

攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、現在のユーザーと同じユーザー権限で任意のコードが実行される可能性があります。これにより、攻撃者はプログラムのインストール、データの表示・変更・削除、または完全なユーザー権限を持つ新しいアカウントの作成などを行う可能性があります。 この脆弱性は、Magniberランサムウェアの配布にも悪用された事例が確認されています。

1.2 深刻度

CVSSv3.1の基本スコアは7.5(High)と評価されています。 CVSSv2の基本スコアは7.6(High)です。 EPSS(Exploit Prediction Scoring System)の確率は0.88332(High)であり、今後30日間のパーセンタイルは99.8%と推定されています。これは、この脆弱性が悪用される可能性が高いことを示唆しています。 CISAの「既知の悪用された脆弱性カタログ」にも掲載されており、実際に悪用されていることが確認されています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

この脆弱性は、以下のWindowsおよびInternet Explorerのバージョンに影響を与えます。 * Windows 7 * Windows 8.1 * Windows 10 (1803以前のバージョン) * Windows RT 8.1 * Windows Server 2008 * Windows Server 2008 R2 * Windows Server 2012 * Windows Server 2012 R2 * Windows Server 2016 * Windows 10 Servers * Internet Explorer 8 * Internet Explorer 9 * Internet Explorer 10 * Internet Explorer 11 (1803以前のバージョン)

2.2 影響を受ける設定

VBScriptエンジンがメモリ内のオブジェクトを処理する方法に起因する脆弱性であり、特定の「設定」に依存するものではありません。VBScriptエンジンが有効な環境が影響を受けます。悪意のあるVBScriptは、OfficeファイルやWebサイトに埋め込まれる可能性があります。 特に、Microsoft Office 32ビット版で悪用されるMetasploitモジュールが存在します。

3. 影響を受けた時の兆候

この脆弱性が悪用された場合、以下のような兆候が見られる可能性があります。 * システムパフォーマンスの低下 * 予期しないアプリケーションのクラッシュ * 不審なネットワーク通信 * 身に覚えのないファイルの作成や変更、ランサムウェアによるファイル暗号化 * システムのフリーズや再起動 * ユーザー権限の変更や新しいアカウントの作成 * (概念実証では)パッチ未適用システムでIEブラウザで特定のURLを開くと電卓が起動する現象

4. 推奨対策

4.1 本対策

Microsoftは、この脆弱性に対処するためのセキュリティパッチを2018年5月にリリースしています。 * 速やかにセキュリティパッチを適用する:影響を受けるWindowsおよびInternet Explorerのバージョンに対し、Microsoftが提供する最新のセキュリティアップデートを適用することが最も重要です。

4.2 暫定回避策(緩和策)

セキュリティパッチの適用がすぐにできない場合、以下の緩和策が考えられます。 * VBScriptの無効化:可能であれば、VBScriptエンジンの実行を無効にすることで、この脆弱性の悪用を防ぐことができます。ただし、VBScriptを使用する正当なアプリケーションやウェブサイトの機能に影響が出る可能性があります。 * Internet Explorerの使用を避ける:IEのVBScriptエンジンに存在する脆弱性であるため、可能であれば、最新のWebブラウザ(Chrome, Firefox, Edgeなど)を使用することが推奨されます。 * 不審なOffice文書やWebサイトを開かない:攻撃は、悪意のあるOffice文書やWebサイトを介して行われることが多いため、出所不明のファイルを開いたり、不審なリンクをクリックしたりしないよう注意が必要です。 * EDR (Endpoint Detection and Response) 製品の導入:EDRは、マルウェアやファイルレス攻撃など、既知および未知の脅威を検知し、対応を支援します。 * 自動化された脆弱性管理ツールの利用:システムの脆弱性を継続的にスキャンし、最新のパッチ適用状況を確認することで、既知の脆弱性への迅速な対処が可能です。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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