CVE-2018-20753 の詳細
CVEの情報
説明:
Kaseya VSA RMM before R9.3 9.3.0.35, R9.4 before 9.4.0.36, and R9.5 before 9.5.0.5 allows unprivileged remote attackers to execute PowerShell payloads on all managed devices. In January 2018, attackers actively exploited this vulnerability in the wild.
CVE更新日: 2019-02-05 06:29:00.593000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 9.8
KEVの情報
KEV更新日: 2022-04-13
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.295510000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: True
CVE-2018-20753に関する調査結果を以下に解説します。
1. 脆弱性の概要
Kaseya VSA RMMの特定バージョンに、不十分な入力検証に起因するコマンドインジェクションの脆弱性が存在します。この脆弱性により、認証されていないリモート攻撃者が、管理対象のすべてのデバイス上で任意のPowerShellペイロードを実行できる可能性があります。2018年1月には、攻撃者によってこの脆弱性が悪用された事例が確認されています。
1.1 影響 認証されていないリモート攻撃者が、脆弱なKaseya VSA RMMを介して、管理対象デバイス上で任意のコード(PowerShellペイロード)を実行できる可能性があります。これにより、システム制御の奪取、情報の窃取、サービス妨害など、深刻な影響が生じる可能性があります。
1.2 深刻度 CVSS v3.0の基本スコアは 9.8 (Critical) です。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン 脆弱性はKaseya VSA RMMソフトウェア自体に存在します。以下のバージョンが影響を受けます。 * Kaseya VSA RMM R9.3 9.3.0.35より前のバージョン * Kaseya VSA RMM R9.4 9.4.0.36より前のバージョン * Kaseya VSA RMM R9.5 9.5.0.5より前のバージョン
なお、この脆弱性を悪用された場合、PowerShellペイロードが実行される管理対象デバイスのOS(主にWindows)が影響を受けます。
2.2 影響を受ける設定 この脆弱性は、上記のKaseya VSA RMMの脆弱なバージョンが稼働している環境で、特別な設定なしに存在します。攻撃にはシステムへのネットワークアクセスが必要です。
3. 影響を受けた時の兆候
2018年1月には、攻撃者がこの脆弱性を悪用してマイニングペイロードを展開した事例が報告されています。 したがって、管理対象デバイスで不正なPowerShellスクリプトの実行、不審なプロセス、予期せぬシステムリソースの使用(特にCPUやGPUの異常な利用)、または不明なネットワーク通信が確認された場合、影響を受けた兆候である可能性があります。
4. 推奨対策
4.1 本対策 ベンダーの指示に従って、Kaseya VSA RMMを以下の修正済みバージョン以降にアップデートしてください。 * Kaseya VSA RMM R9.3 9.3.0.35以降 * Kaseya VSA RMM R9.4 9.4.0.36以降 * Kaseya VSA RMM R9.5 9.5.0.5以降
4.2 暫定回避策(緩和策) ベンダーから明示的な暫定回避策は提供されていません。 攻撃にはシステムへのネットワークアクセスが必要なため、Kaseya VSA RMMサーバーおよび管理対象デバイスへの不必要なネットワーク露出を制限し、強固なネットワークセグメンテーションを実施することが考えられます。
参照したサイト