CVE-2018-19323 の詳細
CVEの情報
説明:
The GDrv low-level driver in GIGABYTE APP Center v1.05.21 and earlier, AORUS GRAPHICS ENGINE before 1.57, XTREME GAMING ENGINE before 1.26, and OC GURU II v2.08 exposes functionality to read and write Machine Specific Registers (MSRs).
CVE更新日: 2018-12-21 23:29:00.730000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 9.8
KEVの情報
KEV更新日: 2022-10-24
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.083640000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: True
CVE-2018-19323について、以下の観点で解説します。
1. 脆弱性の概要
GIGABYTE製の複数のソフトウェア製品に含まれる低レベルドライバ「GDrv」に存在する特権昇格の脆弱性です。このGDrvドライバが、システム上のMachine Specific Registers (MSRs)を読み書きする機能を公開しています。
1.1 影響
この脆弱性が悪用されると、ローカルの攻撃者によって特権が昇格される可能性があります。これにより、攻撃者は影響を受けるシステムを完全に制御できるようになる可能性があります。
1.2 深刻度
CVSS (Common Vulnerability Scoring System) v3.1スコアは9.8で、「Critical(緊急)」と評価されています。CVSSベクトルは「AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H」です。 また、このCVEはCISA(米国サイバーセキュリティ・社会基盤安全保障庁)の既知の悪用された脆弱性カタログ(Known Exploited Vulnerabilities Catalog)に掲載されており、実際に攻撃で悪用されていることが確認されています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
この脆弱性は、以下のGIGABYTE製ソフトウェアがインストールされているシステムに影響します。これらのソフトウェアは主にWindows上で動作するため、Windows環境が対象となります。具体的な影響を受けるWindows OSバージョンは特定されていませんが、脆弱性のあるGIGABYTEソフトウェアが動作するすべてのWindows環境が対象となる可能性があります。
2.2 影響を受ける設定
以下のGIGABYTE製品が脆弱性のあるバージョンでインストールされ、GDrv低レベルドライバが稼働している場合に影響を受けます。 * GIGABYTE APP Center v1.05.21 およびそれ以前のバージョン * AORUS GRAPHICS ENGINE v1.57 未満のバージョン * XTREME GAMING ENGINE v1.26 未満のバージョン * OC GURU II v2.08
3. 影響を受けた時の兆候
この脆弱性は特権昇格を引き起こすため、直接的なシステム障害などの目に見える兆候が常に現れるとは限りません。攻撃者がシステムを乗っ取った場合、以下のような間接的な兆候が発生する可能性があります。 * 不審なプロセスやサービスが実行されている。 * 予期しないシステム動作や設定変更。 * システムログに異常なアクセスや操作の記録がある。
4. 推奨対策
4.1 本対策
影響を受けるGIGABYTE製品を、脆弱性が修正されたバージョンにアップデートすることが唯一の恒久的な対策です。 利用しているGIGABYTE製ソフトウェアが上記対象製品・バージョンに該当する場合は、ベンダーが提供する最新バージョンへの速やかなアップデートを強く推奨します。
4.2 暫定回避策(緩和策)
この脆弱性に対する公式な暫定回避策は具体的に提示されていません。 ただし、CISAは本脆弱性について「パッチを適用するか、直ちに隔離し、以前の侵害を探索する」と助言しています。 したがって、パッチが適用できない場合は、影響を受けるシステムをネットワークから隔離するか、影響を受けるGIGABYTEソフトウェアをアンインストールすることが暫定的な緩和策として考えられます。
参照したサイト