CVE-2018-15961 の詳細
CVEの情報
説明:
Adobe ColdFusion versions July 12 release (2018.0.0.310739), Update 6 and earlier, and Update 14 and earlier have an unrestricted file upload vulnerability. Successful exploitation could lead to arbitrary code execution.
CVE更新日: 2018-09-25 13:29:01.567000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 9.8
KEVの情報
KEV更新日: 2021-11-03
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.999500000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: True
CVE-2018-15961は、Adobe ColdFusionに存在する深刻な脆弱性です。以下にその詳細を解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2018-15961は、Adobe ColdFusionにおける「制限のないファイルアップロードの脆弱性(Unrestricted File Upload)」です。この脆弱性を悪用されると、攻撃者が任意のファイルをサーバーにアップロードできるようになり、結果として任意のコード実行につながる可能性があります。
1.1 影響
本脆弱性が悪用された場合、機密性、完全性、可用性のすべてに高い影響を及ぼします。攻撃者は脆弱なシステム上で任意のコードを実行できるため、サーバーの乗っ取り、データの窃取、改ざん、サービス停止などを引き起こす可能性があります。
1.2 深刻度
CVSS v3.1ベーススコアは9.8で「緊急(Critical)」と評価されています。 CISAの既知の悪用されている脆弱性(Known Exploited Vulnerabilities, KEV)カタログにも追加されており、実際に悪用が確認されています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
この脆弱性はAdobe ColdFusion製品自体に存在するため、特定のOSバージョンに限定されません。ただし、WindowsやmacOS上で動作するAdobe ColdFusionが影響を受けます。
2.2 影響を受ける設定
以下のAdobe ColdFusionのバージョンが影響を受けます。 * ColdFusion 2018(2018年7月12日リリース バージョン 2018.0.0.310739)およびそれ以前のバージョン * ColdFusion 2016 Update 6およびそれ以前のバージョン * ColdFusion 11 Update 14およびそれ以前のバージョン
3. 影響を受けた時の兆候
この脆弱性は、すでに実際の攻撃で悪用されていることが確認されています。 攻撃者は、この脆弱性を利用して「China Chopper」のようなウェブシェルを
/cf_scripts/scripts/ajax/ckeditor/plugins/filemanager/uploadedFiles/などの特定のディレクトリにアップロードし、リモートから任意のコマンドを実行する可能性があります。4. 推奨対策
4.1 本対策
アドビから提供されている公式のセキュリティアップデートとパッチを適用することが唯一かつ最も重要な対策です。 * ColdFusion 2018: Update 1以降にアップデートする。 * ColdFusion 2016: Update 7以降にアップデートする。 * ColdFusion 11: Update 15以降にアップデートする。
また、ColdFusionのアップデートだけでなく、ColdFusionが使用するJDK/JREも最新バージョンにアップデートすることが推奨されています。対応するJDKアップデートを行わないと、サーバーは保護されない可能性があります。
4.2 暫定回避策(緩和策)
公式パッチの適用が最も推奨される対策ですが、一般的な緩和策として以下が挙げられます。 * ファイアウォールなどを用いて、ColdFusion WebサーバーへのパブリックIPからのアクセスを制限し、ローカルアクセスのみを許可する。 * ColdFusionのセキュリティページに記載されているセキュリティ構成設定を適用し、関連するロックダウンガイドを確認する。特に、
/CFIDE/Administratorやadminapi、componentutilsなどのディレクトリへのアクセス制限を強化する。他に解説すべき観点
CWE-434に分類されます。参照したサイト