CVE-2018-11776 の詳細
CVEの情報
説明:
Apache Struts versions 2.3 to 2.3.34 and 2.5 to 2.5.16 suffer from possible Remote Code Execution when alwaysSelectFullNamespace is true (either by user or a plugin like Convention Plugin) and then: results are used with no namespace and in same time, its upper package have no or wildcard namespace and similar to results, same possibility when using url tag which doesn't have value and action set and in same time, its upper package have no or wildcard namespace.
CVE更新日: 2018-08-22 13:29:00.753000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 8.1
KEVの情報
KEV更新日: 2021-11-03
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.999910000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: True
CVE-2018-11776(S2-057)に関する調査結果は以下の通りです。
1. 脆弱性の概要
Apache Struts 2におけるリモートコード実行(RCE)の脆弱性です。これは、Apache Struts 2のコアにある式言語インジェクションの脆弱性であり、攻撃者が細工したHTTPリクエストを送信することで、ウェブサーバー上で任意のコードを実行できる可能性があります。
1.1 影響 本脆弱性が悪用された場合、遠隔の第三者によって、Apache Struts 2が動作するサーバー上で任意のOSコマンドやコードが実行される可能性があります。攻撃に成功すると、サーバーの制御権を奪われたり、サーバー内の情報が破壊、改ざん、漏えいしたりする可能性があります。
1.2 深刻度 Apache Software Foundationは本脆弱性の深刻度を「Critical(重大)」と評価しています。 NISTによるCVSSv3.1の基本スコアは8.1(HIGH)です。
2. 対象となる環境
Apache Struts 2を使用している環境が影響を受けます。
2.1 影響を受けるOSバージョン 直接的に特定のOSバージョンではなく、以下のApache Struts 2のバージョンが影響を受けます。
Struts 1系は2013年4月5日にサポートが終了しており、本脆弱性の対象外ですが、脆弱性対策の修正は実施されません。
2.2 影響を受ける設定 本脆弱性は、以下の条件の両方を満たす場合にリモートで任意のコードが実行される可能性があります。
alwaysSelectFullNamespaceフラグがtrueに設定されている場合(Convention Pluginなどのプラグインによってデフォルトでtrueになることもあります)。struts.xmlなど)に、namespaceの値が指定されていないか、ワイルドカードnamespaceが指定されているactionタグまたはurlタグが含まれている場合。valueとactionが設定されていないurlタグが使用され、その上位パッケージにnamespaceがないかワイルドカードnamespaceが設定されている場合。3. 影響を受けた時の兆候
ipconfig.exe、dir、cat /etc/passwd、/sbin/ifconfig、net users、whoami、idなどのOSコマンドが実行された形跡が見られることがあります。4. 推奨対策
4.1 本対策 Apache Software Foundationから、本脆弱性が修正されたバージョンが公開されています。十分なテストを実施の上、速やかに以下の修正済みバージョンへのアップデートを強く推奨します。
4.2 暫定回避策(緩和策) すぐにバージョンアップができない場合の暫定的な回避策として、以下の対応が挙げられますが、可能な限り早くバージョンアップを行うことが推奨されています。
struts.xmlなど)で、namespaceの値を明示的に設定する。urlタグに対してvalueまたはaction属性を明示的に設定する。alwaysSelectFullNamespaceをfalseに設定する(ただし、検証によってはデフォルト設定でも攻撃が成功する可能性が示唆されている点に注意が必要です)。参照したサイト