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CVE-2018-10561 の詳細

CVEの情報

説明:
An issue was discovered on Dasan GPON home routers. It is possible to bypass authentication simply by appending "?images" to any URL of the device that requires authentication, as demonstrated by the /menu.html?images/ or /GponForm/diag_FORM?images/ URI. One can then manage the device.

CVE更新日: 2018-05-04 03:29:00.227000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 9.8

KEVの情報

KEV更新日: 2022-03-31

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.928180000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2018-10561は、Dasan GPONホームルーターに存在する認証バイパスの脆弱性です。

1. 脆弱性の概要

Dasan GPONホームルーターのウェブ管理インターフェースにおいて、認証をバイパスできる脆弱性です。攻撃者は、認証を必要とするデバイスの任意のURLに「?images」などの特定の文字列を追加するだけで、認証を回避できます。例えば、/menu.html?images/ や /GponForm/diag_FORM?images/ といったURIを利用します。これにより、認証されていない攻撃者がデバイスを管理できるようになります。

この脆弱性は、しばしばCVE-2018-10562(コマンドインジェクションの脆弱性)と組み合わせて悪用され、遠隔からのコード実行(RCE)が可能になります。

1.1 影響

  • 許可されていないユーザーがデバイスのWeb管理インターフェースにアクセスできるようになります。
  • 攻撃者は影響を受けるデバイスを完全に制御できるようになる可能性があります。
  • 機密性、完全性、可用性の喪失に繋がり、情報漏えい、データ改ざん、サービス運用妨害(DoS)の状態にされる可能性があります。
  • CVE-2018-10562と組み合わせることで、遠隔からのコード実行(RCE)が可能になります。

1.2 深刻度

  • CVSS v3.x Base Score: 9.8 (Critical)
    • 攻撃元区分:ネットワーク、攻撃条件の複雑さ:低、必要な特権レベル:不要、ユーザー関与:不要、影響の想定範囲:変更なし、機密性への影響:高、完全性への影響:高、可用性への影響:高。
  • CVSS v2.0 Base Score: 7.5 (High)
  • 米CISAの既知の悪用されている脆弱性(Known Exploited Vulnerabilities: KEV)カタログに掲載されており、実世界での悪用が確認されています。
  • EPSS(Exploit Prediction Scoring System)スコアは92.371%であり、30日以内に悪用される可能性が高いことを示しています(100パーセンタイル)。

2. 対象となる環境

  • Dasan GPONホームルーター
  • GPON ONTホームゲートウェイルーター
  • 特に、韓国DASAN Networks製のGigabit Passive Optical Network (GPON) ルーターに影響を与えます。

2.1 影響を受けるOSバージョン

本脆弱性は、特定のOSのバージョンではなく、Dasan GPONルーターのファームウェア/Webインターフェースに存在します。

2.2 影響を受ける設定

本脆弱性は、デバイスのWeb管理インターフェースにおける認証メカニズムの不備に起因します。 リモート管理機能が有効になっていて外部に公開されている場合、脆弱な状態にあります。

3. 影響を受けた時の兆候

  • 特定のURL(例: /GponForm/diag_FORM?images/)を含む不正なアクセス試行がログに記録されることがあります。
  • Hajime、Mettle、Mirai、Muhstik、Satori、Imgayなどの複数のボットネットによる悪用が観測されています。
  • メキシコやエジプト発のGPONルーターを標的としたスキャン活動の増加が観測されています。
  • telnetのTCP 23番ポート、仮想通貨マイニングソフトウェア「Claymore」を標的とするTCP 3333番ポート、TCP 52869番ポートへのアクセスなど、特定のポートへのアクセスやファイルのダウンロード・実行試行が観測されることがあります。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • ベンダーへの問い合わせ: ベンダー(DASAN Networks)にパッチや回避策について問い合わせてください。
  • 機器の切断: 影響を受ける製品はすでにEOL(End-of-Life)であるため、使用中の場合はネットワークから切断することを推奨します。
  • ファームウェアの更新: ベンダーから提供される最新のセキュリティ修正を含むファームウェアに更新してください。
  • 管理インターフェースへのアクセス制限: IPアドレスホワイトリストを使用して、管理インターフェースへのアクセスを制限してください。
  • ログの監視: ネットワーク、プロキシ、ファイアウォールのログを監視し、不審な活動がないか確認してください。
  • ユーザーアカウントのリセット: 影響を受けたデバイスからアクセスした可能性のあるユーザーアカウントは、安全なコンピューターでパスワードをリセットしてください。
  • 包括的なサイバーセキュリティ対策: 全体的なサイバーセキュリティ対策を講じてください。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • 管理インターフェースへのアクセス制限: IPアドレスホワイトリストを用いて、管理インターフェースへのアクセス元を制限することで、攻撃のリスクを軽減できます。
  • WAF (Web Application Firewall) の導入: WAFを導入することで、本脆弱性を悪用する攻撃を検知・遮断することが可能です。クラウド型WAFは、運用とコストの面でメリットがあります。
  • リモート管理機能の無効化: 必要不可欠でない限り、ルーターのリモート管理機能を無効にすることを検討してください。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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