CVE-2018-0802 の詳細
CVEの情報
説明:
Equation Editor in Microsoft Office 2007, Microsoft Office 2010, Microsoft Office 2013, and Microsoft Office 2016 allow a remote code execution vulnerability due to the way objects are handled in memory, aka "Microsoft Office Memory Corruption Vulnerability". This CVE is unique from CVE-2018-0797 and CVE-2018-0812.
CVE更新日: 2018-01-10 01:29:00.820000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 7.8
KEVの情報
KEV更新日: 2021-11-03
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.932890000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2018-0802について、以下の観点から解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2018-0802は、「Microsoft Office Memory Corruption Vulnerability」として知られる、Microsoft OfficeのEquation Editorにおけるメモリ破損の脆弱性です。オブジェクトがメモリ内で処理される方法に起因します。 具体的には、FONTレコード内の長いフォント名文字列を解析する際のスタックオーバーフローバグです。
1.1 影響
この脆弱性が悪用された場合、現在のユーザーのコンテキストでリモートコード実行 (RCE) が可能になります。 攻撃が成功し、ユーザーが管理者権限を持っていた場合、攻撃者は新しいアカウントの作成、プログラムのインストールや削除、データの閲覧や編集を行う可能性があります。 攻撃は、悪意のあるドキュメントをホストするフィッシングメールやウェブページを介して行われることがあります。 この脆弱性は、CVE-2018-0798と連鎖して悪用されることが知られています。 また、CVE-2017-8570と組み合わせて利用されるケースも観測されています。
1.2 深刻度
この脆弱性の深刻度は「高」と評価されています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
この脆弱性は特定のOSバージョンではなく、以下のMicrosoft Office製品に影響を与えます。
2.2 影響を受ける設定
影響を受けるのは、上記Microsoft Office製品に搭載されているEquation Editorコンポーネント(EQNEDT32.exe)です。 特定の設定変更によって脆弱性が生じるわけではありません。
3. 影響を受けた時の兆候
直接的な兆候については、検索結果には詳細な記述がありませんでした。しかし、本脆弱性がリモートコード実行を可能にするため、以下のような兆候が考えられます。
CISAは、本脆弱性が攻撃者によって実際に悪用されているため、システムの侵入の兆候がないか確認することを推奨しています。
4. 推奨対策
4.1 本対策
Microsoftが2018年1月にリリースしたセキュリティ更新プログラムを適用してください。 この更新プログラムでは、Equation Editorの脆弱な機能が削除されることで対策が施されています。 CISAは、ベンダーの指示に従って更新を適用することを義務付けており、米国連邦政府機関には2022年5月3日までの修正期限が設けられました。
4.2 暫定回避策(緩和策)
他に解説すべき観点
参照したサイト