CVE-2018-0151 の詳細
CVEの情報
説明:
A vulnerability in the quality of service (QoS) subsystem of Cisco IOS Software and Cisco IOS XE Software could allow an unauthenticated, remote attacker to cause a denial of service (DoS) condition or execute arbitrary code with elevated privileges. The vulnerability is due to incorrect bounds checking of certain values in packets that are destined for UDP port 18999 of an affected device. An attacker could exploit this vulnerability by sending malicious packets to an affected device. When the packets are processed, an exploitable buffer overflow condition may occur. A successful exploit could allow the attacker to execute arbitrary code on the affected device with elevated privileges. The attacker could also leverage this vulnerability to cause the device to reload, causing a temporary DoS condition while the device is reloading. The malicious packets must be destined to and processed by an affected device. Traffic transiting a device will not trigger the vulnerability. Cisco Bug IDs: CSCvf73881.
CVE更新日: 2018-03-28 22:29:00.297000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 9.8
KEVの情報
KEV更新日: 2022-03-03
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.141970000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: True
CVE-2018-0151について、以下の観点で解説します。
1. 脆弱性の概要
Cisco IOS Software および Cisco IOS XE Software の Quality of Service(QoS)サブシステムにおける脆弱性です。影響を受けるデバイスのUDPポート18999宛の特定のパケット値の境界チェックが不適切であることに起因するバッファオーバーフローの脆弱性です。攻撃者は、細工されたパケットを該当デバイスに送信することで、この脆弱性を悪用する可能性があります。
1.1 影響 認証されていないリモート攻撃者が、サービス妨害(DoS)状態を引き起こすか、または昇格された権限で任意のコードを実行する可能性があります。この脆弱性が悪用されると、デバイスがリロードされ、一時的なDoS状態が発生する可能性があります。また、攻撃者は、昇格された権限で任意のコードを実行する可能性があります。
重要な点として、脆弱性を誘発する悪意のあるパケットは、影響を受けるデバイス宛てであり、デバイスによって処理される必要があります。デバイスを通過するトラフィックでは、この脆弱性はトリガーされません。
1.2 深刻度 * CVSSv3.1 スコア: 9.8 (Critical) * CVSSv3.1 ベクトル: CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H * CVSSv2 スコア: 10 (High) * CISA KEV (Known Exploited Vulnerabilities): この脆弱性はCISAの既知の悪用されている脆弱性カタログに記載されており、実際に悪用されていることが確認されています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン Cisco IOS Software および Cisco IOS XE Software の脆弱性のあるリリースが影響を受けます。 脆弱なリリースバージョンの詳細は、シスコのセキュリティアドバイザリで確認する必要があります。
2.2 影響を受ける設定 UDPポート18999が影響を受けるデバイスのリスニングポートにバインドされている場合、脆弱性の影響を受けます。 デバイスが脆弱なソフトウェアリリースを実行しているかどうかは、Cisco IOS Software Checkerを使用して確認できます。
3. 影響を受けた時の兆候
シスコのセキュリティアドバイザリには、この脆弱性が悪用された際の具体的な兆候(特定のログエントリやシステム動作など)は明示的に記載されていません。しかし、サービス妨害(DoS)が発生した場合はデバイスの予期せぬリロードが発生し、任意コード実行(RCE)が成功した場合は、不正な設定変更やプロセス実行などが発生する可能性があります。当初、シスコは悪用の報告を認識していませんでしたが、後にCISAのKEVカタログに掲載されたことから、実環境での悪用が確認されています。
4. 推奨対策
4.1 本対策 シスコはこの脆弱性に対処するソフトウェアアップデートをリリースしています。 影響を受けるデバイスは、修正済みのソフトウェアリリースにアップグレードすることが強く推奨されます。
4.2 暫定回避策(緩和策) ほとんどのシスコ製品で回避策が提供されています。 * UDPポート18999へのトラフィックをブロックすることが、回避策として可能です。 * コントロールプレーンポリシング(CoPP)を設定可能な着信ポートをサポートするデバイスには、CoPPポリシーの適用が有効です。これには、断片化されたパケットに対処するための追加のアクセスリストエントリが含まれます(
denyキーワードをサポートしないプラットフォーム用には代替ポリシーマップが追加されます)。他に解説すべき観点
参照したサイト