CVE-2018-0147 の詳細
CVEの情報
説明:
A vulnerability in Java deserialization used by Cisco Secure Access Control System (ACS) prior to release 5.8 patch 9 could allow an unauthenticated, remote attacker to execute arbitrary commands on an affected device. The vulnerability is due to insecure deserialization of user-supplied content by the affected software. An attacker could exploit this vulnerability by sending a crafted serialized Java object. An exploit could allow the attacker to execute arbitrary commands on the device with root privileges. Cisco Bug IDs: CSCvh25988.
CVE更新日: 2018-03-08 07:29:00.377000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 9.8
KEVの情報
KEV更新日: 2022-03-25
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.182120000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: True
CVE-2018-0147について、以下の観点から解説します。
1. 脆弱性の概要
Cisco Secure Access Control System (ACS) のJavaデシリアライゼーションに存在する脆弱性です。影響を受けるソフトウェアがユーザー提供コンテンツのデシリアライゼーションを不安全に行うことが原因です。この脆弱性を悪用することで、認証されていないリモートの攻撃者が、細工されたシリアライズ済みJavaオブジェクトを送信し、影響を受けるデバイス上で任意のコマンドをroot権限で実行する可能性があります。
1.1 影響
この脆弱性が悪用された場合、攻撃者は影響を受けるデバイス上でroot権限で任意のコマンドを実行できます。これにより、不正なアクセス、システム侵害、データ漏洩、およびサービスの停止につながる可能性があります。
1.2 深刻度
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H(AV:N/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C)この脆弱性は、CISA(Cybersecurity and Infrastructure Security Agency)のKnown Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに掲載されており、実際の攻撃で悪用されたことが確認されています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
Cisco Secure Access Control System (ACS) のリリース5.8 Patch 9より前のすべてのバージョンが影響を受けます。
2.2 影響を受ける設定
この脆弱性は、Cisco Secure Access Control System (ACS) のJavaデシリアライゼーションの実装に起因するため、特定のOSバージョンや追加の設定に依存するものではありません。影響を受けるのは、脆弱性のあるACSソフトウェアを実行している設定です。
3. 影響を受けた時の兆候
システムが侵害された場合の兆候としては、以下のようなものが挙げられます。 * ログにおける異常なアクセスパターンやコマンド実行の試行。 * 予期された形式と一致しないシリアライズ済みJavaオブジェクトの送信の検出。 * ネットワークトラフィックにおける挙動の異常。 * システム設定への不正な変更。
ただし、攻撃者がroot権限を取得した場合、悪用の証拠や侵害の痕跡を削除または隠蔽する可能性があるため、これらの兆候が常に確認できるとは限りません。
4. 推奨対策
4.1 本対策
Ciscoは、この脆弱性に対処するソフトウェアアップデートをリリースしています。 * Cisco Secure ACS 5.8 Patch 9 以降のバージョンへのアップグレード。 * Ciscoのソフトウェアダウンロードセンターから入手可能です。 * 詳細については、Ciscoのセキュリティアドバイザリを参照し、ベンダーの指示に従ってアップデートを適用することが強く推奨されます。
4.2 暫定回避策(緩和策)
Ciscoは、この脆弱性に対処する具体的な回避策はないと述べています。
参照したサイト