CVE-2017-8464 の詳細
CVEの情報
説明:
Windows Shell in Microsoft Windows Server 2008 SP2 and R2 SP1, Windows 7 SP1, Windows 8, Windows 8.1, Windows Server 2012 Gold and R2, Windows RT 8.1, Windows 10 Gold, 1511, 1607, 1703, and Windows Server 2016 allows local users or remote attackers to execute arbitrary code via a crafted .LNK file, which is not properly handled during icon display in Windows Explorer or any other application that parses the icon of the shortcut. aka "LNK Remote Code Execution Vulnerability."
CVE更新日: 2017-06-15 01:29:02.727000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 8.8
KEVの情報
KEV更新日: 2022-02-10
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.900260000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2017-8464は、Microsoft Windows Shellに存在するリモートコード実行の脆弱性です。
1. 脆弱性の概要
1.1 影響
細工されたショートカット(.LNK)ファイルを介して、攻撃者が任意のコードを実行できる脆弱性です。ユーザーが悪意のあるショートカットファイルを含むフォルダーを表示したり、リムーバブルドライブを接続したりすると、Windows Shellが自動的に.LNKファイルを処理し、追加のユーザー操作なしで攻撃者のペイロードを実行する可能性があります。これにより、攻撃者は影響を受けるシステムを完全に制御できる可能性があります。
この脆弱性は、2010年にイランの核施設攻撃で使用されたStuxnet(震網)ウイルスで利用された脆弱性(CVE-2010-2568)と原理が非常に似ているため、「震網三代」とも呼ばれています。
1.2 深刻度
CVSS v3.1基本評価スコアは8.8で、「緊急」(High)に分類されます。 CISA (Cybersecurity and Infrastructure Security Agency) のKnown Exploited Vulnerabilitiesカタログにも掲載されており、実際に悪用されていることが示されています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
以下のMicrosoft Windows製品およびバージョンが影響を受けます。 * Windows 7 Service Pack 1 (SP1) * Windows 8.1 * Windows RT 8.1 * Windows 10 (バージョン 1511、1607、1703) * Windows Server 2008 Service Pack 2 (SP2) および R2 Service Pack 1 (SP1) * Windows Server 2012 および R2 * Windows Server 2016
2.2 影響を受ける設定
この脆弱性は、Windows Shellコンポーネントがショートカットファイルのアイコン表示を不適切に処理することに起因します。特定の「設定」を有効にしていることによって脆弱になるわけではなく、Windows Shellのデフォルトの動作に存在します。ユーザーが細工された.LNKファイルを含むフォルダーにアクセスしたり、リムーバブルメディアを接続したりするだけでトリガーされる可能性があります。
3. 影響を受けた時の兆候
具体的な独自の兆候は公開情報からは不明です。リモートコード実行の脆弱性であるため、システムが侵害された場合、通常は異常なプロセス実行、不審なネットワーク通信、ファイルの改ざん、システムの不安定化などの一般的な侵害の兆候が見られる可能性があります。
4. 推奨対策
4.1 本対策
Microsoftから提供されているセキュリティ更新プログラムを適用することが恒久的な対策です。この脆弱性に対するパッチは、2017年6月の月例セキュリティ更新プログラム(Patch Tuesday)の一部として公開されました。
4.2 暫定回避策(緩和策)
公式に詳細な暫定回避策は検索結果には明記されていませんが、脆弱性の性質上、以下の一般的な対策がリスク軽減に役立つと考えられます。 * 信頼できないソースからのショートカットファイル(.LNKファイル)を開かない、またはアクセスしない。 * リムーバブルメディアの自動再生機能を無効にする。 * 不審なネットワーク共有へのアクセスを避ける。
参照したサイト