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CVE-2017-7269 の詳細

CVEの情報

説明:
Buffer overflow in the ScStoragePathFromUrl function in the WebDAV service in Internet Information Services (IIS) 6.0 in Microsoft Windows Server 2003 R2 allows remote attackers to execute arbitrary code via a long header beginning with "If: <http://" in a PROPFIND request, as exploited in the wild in July or August 2016.

CVE更新日: 2017-03-27 02:59:00.453000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 9.8

KEVの情報

KEV更新日: 2021-11-03

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.998230000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2017-7269について、以下の観点で解説します。

1. 脆弱性の概要

CVE-2017-7269は、Microsoft Internet Information Services (IIS) 6.0のWebDAVサービスにおけるバッファオーバーフローの脆弱性です。リモートの攻撃者が、PROPFINDリクエスト内の「If: <http://」で始まる長いヘッダーを細工することで、任意のコードを実行できる可能性があります。この脆弱性は、WebDAVサービス内のScStoragePathFromUrl関数における入力検証の不備に起因します。

1.1 影響 この脆弱性が悪用された場合、サービス拒否(DoS)状態に陥るか、現在のユーザーと同じ権限で任意のコードが実行される可能性があります。 実際に、この脆弱性は2016年7月または8月には既に実環境で悪用されており、その後もElectroneumやMoneroといった暗号通貨のマイニング、およびマルウェア(Lazarusグループが使用するマルウェアを含む)のインストールに利用された事例が報告されています。

1.2 深刻度 CVSS v3.1の基本スコアは9.8(緊急)であり、非常に深刻な脆弱性と評価されています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン 主にMicrosoft Windows Server 2003 R2に搭載されているIIS 6.0が影響を受けます。 IIS 6.0は主にWindows Server 2003オペレーティングシステムの一部ですが、Windows Server 2003は本脆弱性が公開される2年前に既にサポートが終了(EOL)していました。 この脆弱性は、IISの他のバージョンでは検出されていないと報告されています。

2.2 影響を受ける設定 * Microsoft Internet Information Services (IIS) 6.0がインストールされていること。 * Web Distributed Authoring and Versioning (WebDAV) サービスが有効になっていること。IIS 6.0はデフォルトでWebDAVを有効にしませんが、WebDAVサポートが有効になっている場合に本脆弱性の脅威にさらされます。 * 具体的には、WebDAVサービスのScStoragePathFromUrl関数に脆弱性が存在します。

3. 影響を受けた時の兆候

  • リモートからの任意のコード実行: 攻撃者によってシステム上で不正なプログラム(暗号通貨マイナーやマルウェアなど)が実行される。
  • サービス拒否(DoS): IISがクラッシュし、Webサービスが利用できなくなる。Webプロセス (w3wp.exe) の再起動や、繰り返しクラッシュが発生した場合はアプリケーションプールの停止に至る可能性があります。
  • 不正なネットワーク通信: マルウェアのダウンロードやコマンド&コントロール(C2)通信のための、外部の不審なサーバーへの接続。
  • システムのパフォーマンス低下(特に暗号通貨マイニングマルウェアの場合)。

4. 推奨対策

4.1 本対策 * IIS 6.0のアップグレードまたは使用停止: IIS 6.0を含むWindows Server 2003は既にサポートが終了しているため、Microsoftからの公式なセキュリティパッチは提供されていません。 IIS 7.0以降のサポートされているバージョンへのアップグレードが推奨されます。 * WebDAVサービスの無効化: もしWebDAVサービスが不要であれば、無効にすることで脆弱性のリスクを排除できます。

4.2 暫定回避策(緩和策) * WAF (Web Application Firewall) またはIPS (Intrusion Prevention System) の導入: * 不正なPROPFINDリクエストをブロックするルールを設定します。特に、異常に長いIfヘッダーを含むリクエストを検知・遮断するよう設定することが有効です。 * WebDAVプロトコルで利用されるHTTPメソッド(PROPFINDなど)が不要な場合は、それらのメソッドをホワイトリスト方式で制限することを検討してください。 * ネットワーク分離とエンドポイントセキュリティ: 影響を受けるシステムを可能な限りインターネットから隔離し、エンドポイント保護ソリューションを導入してマルウェアの実行を検知・防止します。 * アプリケーションプールの設定: 連続するWebプロセスのクラッシュによるアプリケーションプールの無効化の閾値を調整することで、サイトが完全にダウンすることを一時的に防ぐことができます(根本的な解決ではありません)。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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