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CVE-2017-6742 の詳細

CVEの情報

説明:
A vulnerability in the SNMP implementation of could allow an authenticated, remote attacker to cause a reload of the affected system or to remotely execute code. An attacker could exploit this vulnerability by sending a crafted SNMP packet to the affected device.  The vulnerability is due to a buffer overflow in the affected code area. The vulnerability affects all versions of SNMP (versions 1, 2c, and 3). The attacker must know the SNMP read only community string (SNMP version 2c or earlier) or the user credentials (SNMPv3). An exploit could allow the attacker to execute arbitrary code and obtain full control of the system or to cause a reload of the affected system. Only traffic directed to the affected system can be used to exploit this vulnerability.

CVE更新日: 2017-07-17 21:29:00.447000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 8.8

KEVの情報

KEV更新日: 2023-04-19

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.214240000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2017-6742について、以下の観点から解説します。

1. 脆弱性の概要

Cisco IOSおよびIOS XEソフトウェアのSNMP(Simple Network Management Protocol)実装に存在する、バッファオーバーフローの脆弱性です。この脆弱性を悪用すると、認証されたリモート攻撃者が任意のコードを実行したり、影響を受けるシステムのリロード(再起動)を引き起こしたりする可能性があります。攻撃者は、巧妙に細工されたSNMPパケットを影響を受けるデバイスに送信することで、この脆弱性を悪用できます。この脆弱性は、メモリバッファの境界内での操作の不適切な制限(CWE-119)に分類されます。

1.1 影響

  • 任意のコード実行: 攻撃者が任意のコードを実行することで、システムの完全な制御を奪われる可能性があります。
  • サービス拒否 (DoS): 影響を受けるシステムのリロードを引き起こし、サービス拒否状態となる可能性があります。

1.2 深刻度

  • CVSSスコア: CVSS v3.1基本スコアは8.8(High)と評価されています。
  • 悪用状況: この脆弱性はCISAのKnown Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログに2023年4月19日に追加されており、実際に悪用が確認されています。Cisco PSIRTもこの脆弱性の悪用を認識しています。ロシアの国家支援型攻撃者であるAPT28が、2021年にこの脆弱性を悪用してCiscoルーターに対する偵察活動やマルウェア展開を行っていたことが報告されています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

  • Cisco IOS Software および Cisco IOS XE Software のSNMP実装。
  • Cisco IOSおよびIOS XEソフトウェアのすべてのリリースが影響を受けます。具体的な影響を受けるバージョンは、Cisco IOS Software Checkerで確認することが推奨されます。
  • SNMPの全バージョン(SNMPv1、SNMPv2c、SNMPv3)が影響を受けます。

2.2 影響を受ける設定

  • SNMPが有効化されており、影響を受ける特定のMIBまたはOIDが明示的に除外されていないデバイス。
  • 攻撃者がSNMPv2c以前の場合はSNMP読み取り専用コミュニティ文字列を、SNMPv3の場合は有効なユーザー資格情報を知っている必要があります。
  • 影響を受ける可能性のあるMIBには、ADSL-LINE-MIB、ALPS-MIB、CISCO-ADSL-DMT-LINE-MIB、CISCO-AUTH-FRAMEWORK-MIB、CISCO-BSTUN-MIB、CISCO-MAC-AUTH-BYPASS-MIB、CISCO-SLB-EXT-MIB、CISCO-VOICE-DNIS-MIB、CISCO-VOICE-NUMBER-EXPANSION-MIB、TN3270E-RT-MIBなどが挙げられます。

3. 影響を受けた時の兆候

  • システムの予期せぬリロードまたは再起動。
  • パフォーマンスの低下や不安定な動作。
  • ログに記録されていない設定変更またはコマンド実行の痕跡。
  • APT28の攻撃では、ルーターへの不正なアクセス、偵察活動、マルウェアの展開などが観測されました。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • ソフトウェアアップデートの適用: ベンダー(Cisco)が提供するセキュリティアップデートを速やかに適用してください。
  • バージョン確認: Cisco IOS Software Checkerを使用し、現在のCisco IOSおよびIOS XEソフトウェアのバージョンが影響を受けるかを確認し、修正済みバージョンへアップグレードしてください。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • SNMPアクセスの制限: SNMPアクセスを信頼できるホストからの接続のみに制限するよう、ネットワークアクセス制御(ACLなど)を設定してください。
  • SNMP機能の無効化: SNMPプロトコルを使用する必要がない場合は、SNMP機能を無効にしてください。
  • 影響を受けるMIBの無効化: 影響を受ける可能性のある特定のSNMP MIB(例: ADSL-LINE-MIB、ALPS-MIBなど)をデバイス上で無効にしてください。
  • 認証情報の強化: デフォルトのSNMPコミュニティ文字列や推測されやすいコミュニティ文字列の使用を避け、強力なコミュニティ文字列またはSNMPv3のユーザー資格情報を使用してください。可能であれば、SSHやSNMPv3など、よりセキュアな暗号化プロトコルを使用し、暗号化を強化することを推奨します。
  • ロギングと監視: TACACS+やSyslogなどのロギングツールを使用して、ネットワークデバイスで実行されたコマンドを記録し、不審なイベントを常に監視してください。

参照したサイト

NVDサイト

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