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CVE-2017-11774 の詳細

CVEの情報

説明:
Microsoft Outlook 2010 SP2, Outlook 2013 SP1 and RT SP1, and Outlook 2016 allow an attacker to execute arbitrary commands, due to how Microsoft Office handles objects in memory, aka "Microsoft Outlook Security Feature Bypass Vulnerability."

CVE更新日: 2017-10-13 13:29:00.427000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 7.8

KEVの情報

KEV更新日: 2021-11-03

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.596270000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2017-11774について、以下の観点で解説します。

1. 脆弱性の概要

1.1 概要 CVE-2017-11774は、「Microsoft Outlook セキュリティ機能バイパスの脆弱性」として知られています。Microsoft Outlook 2010 Service Pack 2、Outlook 2013 Service Pack 1およびRT Service Pack 1、Outlook 2016において、Microsoft Officeがメモリ内のオブジェクトを処理する方法に起因し、攻撃者が任意のコマンドを実行できる脆弱性です。

この脆弱性は、Outlookの「ホームページ」機能を利用します。この機能は、Outlook内の任意のフォルダのデフォルト表示をカスタマイズし、特定のURLを読み込んで表示することを可能にします。攻撃者は、この設定を変更して悪意のあるURLを読み込ませることで、Windowsのieframe.dllを利用してリモートでコードを実行し、システム再起動後も永続的なアクセスを維持する可能性があります。

1.2 影響 攻撃者は、影響を受けるシステム上で任意のコードを実行する可能性があります。 この脆弱性は、米国サイバーセキュリティ・社会基盤安全保障庁(CISA)の既知の悪用された脆弱性(Known Exploited Vulnerabilities: KEV)カタログに掲載されており、実際に悪用が確認されています。 過去には、イラン関連の攻撃グループ(APT34、APT33など)が、スパイ活動や破壊的な攻撃のためにこの脆弱性を悪用した事例も報告されています。

1.3 深刻度 CVSS v3.1のスコアは7.8(高)と評価されています。 CVSS v2のスコアは6.8(中)です。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン 直接的に特定のOSバージョンが影響を受けるというよりも、以下のMicrosoft Outlookのバージョンが動作する環境が影響を受けます。

2.2 影響を受けるOutlookバージョン * Microsoft Outlook 2010 Service Pack 2 * Microsoft Outlook 2013 Service Pack 1 (RT Service Pack 1を含む) * Microsoft Outlook 2016

2.3 影響を受ける設定 この脆弱性は、Outlookの「ホームページ」機能の設定が攻撃者によって変更されることに関係しています。攻撃者は、この機能を利用してフォルダのホームページURLを悪意のあるものに設定します。

3. 影響を受けた時の兆候

  • 被害者のOutlookクライアントのホームページが改変され、悪意のあるコードの実行や永続化のために利用される可能性があります。
  • 予期しないプログラムの実行や、Outlookに関連する不正な活動がシステム上で継続的に発生する可能性があります。具体的なエラーメッセージやクラッシュなど、直接的な「兆候」は検索結果に明記されていません。

4. 推奨対策

4.1 本対策 * セキュリティ更新プログラムの適用: Microsoftが提供するセキュリティ更新プログラムを適用することが最も重要です。この脆弱性に対する更新は、2017年10月のセキュリティ更新プログラムの一部としてリリースされました。 Microsoft Security Response Centerのセキュリティ更新プログラムガイドを参照し、最新のパッチを適用してください。

4.2 暫定回避策(緩和策) * レジストリ設定による保護: MicrosoftのCVE-2017-11774パッチ機能を逆転させようとする攻撃者の試みから保護するために、レジストリキーを自動的に処理する強化策が提唱されています。 * Outlookのホームページ機能の無効化: 攻撃ベクトルがOutlookのホームページ機能の変更にあるため、この機能を無効にすることが潜在的な緩和策となり得ます。 * 多要素認証(MFA)の導入: 直接的な脆弱性対策ではありませんが、Office 365環境全体における攻撃を防ぐための一般的なセキュリティ強化策として多要素認証の導入が推奨される場合があります。 * アンチウイルスソフトウェアの更新とスキャン: 脆弱性の悪用を検知・除去するために、ウイルス定義ファイルを最新の状態に保ち、定期的にシステム全体のスキャンを実行してください。Symantecなどのベンダーは、感染が確認された場合にPower Eraserなどのツールでのスキャンを推奨しています。

参照したサイト

  • NVD-CVE-2017-11774 - National Institute of Standards and Technology
  • CVE-2017-11774: Microsoft Office Outlook Security Feature Bypass ...
  • Breaking the Rules: A Tough Outlook for Home Page Attacks (CVE-2017-11774) | Mandiant
  • CVE-2017-11774 - CyberStack
  • CVE-2017-11774 | セキュリティNOW! サイバーセキュリティ情報ポータルサイト - SMS DataTech
  • 重大漏洞(CVE-2017-11774)201907 - 銳傑科技
  • Semi-Annual チャンネル(2017年目標) 発行公告- Office release notes ...
  • US Cyber Command warns of Iran-linked hackers exploiting CVE-2017-11774 Outlook flaw
  • CVE-2017-11774 — Patch first | CVE Explorer - Peter Bassill
  • CVE-2017-11774 - Security Update Guide - Microsoft Security Response Center
  • CVE-2017-11774: Improper Restriction of Operations within the Bounds of a Memory Buffer | Rapid7 Vulnerability Database
  • Blocking Office365 Attacks (CVE-2017-11774) with MFA | Silverfort.com

NVDサイト

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