CVE-2017-11357 の詳細
CVEの情報
説明:
Progress Telerik UI for ASP.NET AJAX before R2 2017 SP2 does not properly restrict user input to RadAsyncUpload, which allows remote attackers to perform arbitrary file uploads or execute arbitrary code.
CVE更新日: 2017-08-23 17:29:00.227000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 9.8
KEVの情報
KEV更新日: 2023-01-26
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.776790000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: True
CVE-2017-11357について、以下の観点から解説します。
1. 脆弱性の概要
Progress Telerik UI for ASP.NET AJAX の RadAsyncUpload コンポーネントに、ユーザー入力の適切な制限が行われていない脆弱性が存在します。これにより、攻撃者が任意のファイルをアップロードしたり、任意のコードを実行したりする可能性があります。
1.1 影響 この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者によってサーバー上に任意のファイルをアップロードされる可能性があります。 また、これによりサーバー上で任意のコードを実行される危険性があります。
1.2 深刻度 この脆弱性は、共通脆弱性評価システム (CVSS) v3.x において、基本スコア 9.8 の「緊急 (CRITICAL)」と評価されています。 CVSS v3.1 のベクトルは
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:Hです。 この脆弱性はCISA (Cybersecurity and Infrastructure Security Agency) の「Known Exploited Vulnerabilities Catalog (KEV)」に記載されており、積極的に悪用されていることが確認されています。2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン Progress Telerik UI for ASP.NET AJAX の R2 2017 SP2 (バージョン 2017.2.711) より前のバージョンが影響を受けます。 具体的には、Q1 2011 (2011.1.315) から R2 2017 SP1 (2017.2.621) までのバージョンや、R1 2020 (バージョン 2020.1.114) より前のバージョンが脆弱です。 また、2007年から2017年の間に公開されたすべてのバージョンが影響を受ける可能性があります。
2.2 影響を受ける設定 この脆弱性は、Progress Telerik UI for ASP.NET AJAX の
RadAsyncUploadコントロールを使用している環境に影響を及ぼします。Telerik.Web.UI.dllアセンブリがバージョン 2017.2.711 より古い場合に脆弱性が発生します。 また、古い、パッチが適用されていないバージョンのTelerikで存在するCVE-2017-11317またはCVE-2017-11357の存在により、暗号化キーが既知の場合、CVE-2019-18935と組み合わせて悪用される可能性があります。3. 影響を受けた時の兆候
直接的なこの脆弱性に特化した兆候の記述は少ないですが、一般的な影響として以下の兆候が考えられます。 * ウェブシェルや悪意のあるファイルがサーバー上にアップロードされている。 * 予期せぬファイルがサーバー上に存在している。 * 不審なプロセスが実行されている。 * ウェブサイトの改ざんやサービス停止が発生している。
4. 推奨対策
4.1 本対策 * 最新バージョンへのアップグレード: Progress Telerik UI for ASP.NET AJAX を R2 2017 SP2 (バージョン 2017.2.711) 以降のバージョンにアップグレードすることを強く推奨します。 特に、R1 2020 (バージョン 2020.1.114) 以降のバージョンへのアップグレードが推奨されます。 * セキュリティパッチの適用: Q1 2011 (2011.1.315) から R2 2017 SP1 (2017.2.621) までのバージョンを使用している場合は、Telerik.com アカウントから提供されているセキュリティパッチを適用してください。 以前にパッチをダウンロードした場合でも、更新されている可能性があるため、再度ダウンロードして適用することが推奨されます。 * Sitefinity CMS の場合: Sitefinity CMS を使用している場合、バージョン 13.0.7300 以降にアップグレードするか、以前のバージョンではユニークな暗号化キーを
web.configファイルに適用するなどの手順が必要です。4.2 暫定回避策(緩和策) *
RadAsyncUploadコントロールを使用していない場合、この脆弱性の影響を受けない可能性があります。 *web.configのappSettingsセクションにTelerik.Web.DisableAsyncUploadHandlerキーをtrueに設定することで、Telerik ハンドラ経由のファイルアップロードを無効にできます。 その後、必要に応じてセキュリティレベルの高いカスタムハンドラを作成することを検討してください。 * ファイルをアップロードできるユーザーを制限し、アップロードされたファイルをセキュリティで保護された場所に保存するように設定してください。 * アップロードされたファイルに対してウイルスチェックを実施することを推奨します。 * ファイルを保存するWindowsユーザーがWebアプリケーションフォルダやシステムフォルダに書き込みできないように権限を制限してください。 * ファイルサイズやアップロード可能なファイルの種類を制限したり、ディスククォータを設定したりして、任意のファイルアップロードによって生じる潜在的な問題を軽減してください。 * Sitefinity CMS のバージョン 4.0 から 6.3 を使用している場合、「AsyncUploadHandler」へのPOSTリクエストを防止するために、Telerik.Web.UI.WebResourceハンドラの登録をHTTP GETリクエストのみを許可するように変更してください。参照したサイト