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CVE-2017-1000353 の詳細

CVEの情報

説明:
Jenkins versions 2.56 and earlier as well as 2.46.1 LTS and earlier are vulnerable to an unauthenticated remote code execution. An unauthenticated remote code execution vulnerability allowed attackers to transfer a serialized Java `SignedObject` object to the Jenkins CLI, that would be deserialized using a new `ObjectInputStream`, bypassing the existing blacklist-based protection mechanism. We're fixing this issue by adding `SignedObject` to the blacklist. We're also backporting the new HTTP CLI protocol from Jenkins 2.54 to LTS 2.46.2, and deprecating the remoting-based (i.e. Java serialization) CLI protocol, disabling it by default.

CVE更新日: 2018-01-29 17:29:00.193000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 9.8

KEVの情報

KEV更新日: 2025-10-02

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.996790000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2017-1000353に関する調査結果を以下に解説します。

1. 脆弱性の概要

CVE-2017-1000353は、Jenkinsの認証されていないリモートコード実行の脆弱性です。攻撃者は、Jenkins CLIに対してシリアライズされたJava SignedObjectオブジェクトを転送することで、既存のブラックリストベースの保護メカニズムを迂回し、新しいObjectInputStreamを使用してデシリアライズさせることが可能です。これにより、認証なしでリモートから任意のコードが実行される可能性があります。この脆弱性は「信頼できないデータのデシリアライゼーション」 (CWE-502) に分類されます。

1.1 影響

この脆弱性が悪用された場合、以下のような影響が想定されます。 * リモートからの任意のコード実行 (RCE) * サービス運用妨害 (DoS) 状態 * 情報漏洩および改ざん * なりすましや権限昇格といった二次的な影響が発生する可能性

攻撃の結果は、デシリアライズされるオブジェクトやメソッド、およびそれらの使用方法によって大きく異なりますが、シェルを生成するなどの不正なアクションを実行するために、ガジェットチェーンが使用される可能性があります。

1.2 深刻度

  • CVSS v3.0 スコア: 9.8 (緊急 - Critical)
    • 攻撃元区分: ネットワーク (N)
    • 攻撃条件の複雑さ: 低 (L)
    • 攻撃に必要な特権レベル: 不要 (N)
    • 利用者の関与: 不要 (N)
    • 機密性への影響: 高 (H)
    • 完全性への影響: 高 (H)
    • 可用性への影響: 高 (H)
  • CVSS v2.0 スコア: 7.5 (危険 - High)
    • 攻撃元区分: ネットワーク (N)
    • 攻撃条件の複雑さ: 低 (L)
    • 攻撃前の認証要否: 不要 (N)
    • 機密性への影響: 部分的 (P)
    • 完全性への影響: 部分的 (P)
    • 可用性への影響: 部分的 (P)

この脆弱性は、CISA (米国サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁) の既知の悪用された脆弱性 (KEV) カタログに追加されており、実世界での悪用が確認されていることを意味します。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

この脆弱性はJenkinsアプリケーション自体に存在するため、特定のOSバージョンに依存するものではありません。影響を受けるJenkinsのバージョンは以下の通りです。 * Jenkins 2.56 およびそれ以前のすべてのメインラインリリース * Jenkins 2.46.1 LTS およびそれ以前のすべてのLTS (Long Term Support) リリース

2.2 影響を受ける設定

Jenkinsの「remoting-based (Java serialization) CLI protocol」が影響を受けます。攻撃者はこのプロトコルを介して悪意のあるシリアライズされたJavaオブジェクトを転送します。

3. 影響を受けた時の兆候

この脆弱性が悪用された場合、以下のような兆候が見られる可能性があります。 * Jenkinsサーバー上で予期しないコードが実行される (例: 不明なファイルの作成、不審なプロセスの実行) * Jenkinsサービスがクラッシュしたり、応答しなくなったりするなどのサービス運用妨害 (DoS) 状態 * 認証されていないユーザーによるJenkinsの設定変更や情報へのアクセス。

4. 推奨対策

4.1 本対策

影響を受けるJenkinsバージョンを使用している場合は、以下のバージョンにアップデートすることが推奨されます。 * Jenkinsのメインラインユーザーは 2.57 へアップデート * Jenkins LTSユーザーは 2.46.2 へアップデート

これらのアップデートには、SignedObjectをリモート処理のブラックリストに追加することや、Jenkins 2.54で導入され、LTS 2.46.2にバックポートされた新しいHTTPベースのCLIプロトコルをデフォルトとして使用し、旧来のリモーティングベース (Javaシリアライゼーション) CLIプロトコルを非推奨にしてデフォルトで無効にする修正が含まれています。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • Jenkins CLIプロトコルの制限:
    • 可能であれば、旧来のリモーティングベースCLIプロトコルを無効にするか、アクセスを制限します。新しいHTTPベースのCLIプロトコルへの移行を検討してください。
  • ネットワークレベルでのアクセス制限:
    • Jenkinsサーバーへのネットワークアクセスを信頼できるユーザーやシステムに限定し、不必要なポートやサービスへの外部からのアクセスをブロックします。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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