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CVE-2017-0263 の詳細

CVEの情報

説明:
The kernel-mode drivers in Microsoft Windows Server 2008 SP2 and R2 SP1, Windows 7 SP1, Windows 8.1, Windows Server 2012 Gold and R2, Windows RT 8.1, Windows 10 Gold, 1511, 1607, 1703, and Windows Server 2016 allow local users to gain privileges via a crafted application, aka "Win32k Elevation of Privilege Vulnerability."

CVE更新日: 2017-05-12 14:29:05.097000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 7.8

KEVの情報

KEV更新日: 2022-02-10

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.100340000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2017-0263に関する脆弱性調査結果

1. 脆弱性の概要

CVE-2017-0263は、Microsoft Windowsのカーネルモードドライバーにおける権限昇格の脆弱性です。Windowsカーネルモードドライバーがメモリ内のオブジェクトを適切に処理しないことにより、特権の昇格が発生します。この脆弱性は「Win32k Elevation of Privilege Vulnerability」とも呼ばれています。

1.1 影響

ローカルの攻撃者が細工されたアプリケーションを介して特権を昇格させる可能性があります。 攻撃者がユーザーとして任意のコードを実行できる場合、この脆弱性によりSYSTEM権限まで昇格する可能性があります。 この脆弱性は、CISAの既知の悪用された脆弱性カタログ(Known Exploited Vulnerabilities Catalog、KEV)に2022年2月10日に追加されており、実環境で悪用が確認されています。

1.2 深刻度

CVSSv3.1の基本スコアは7.8で、「High(高)」と評価されています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

以下のMicrosoft Windowsバージョンが影響を受けます。 * Windows Server 2008 SP2およびR2 SP1 * Windows 7 SP1 * Windows 8.1 * Windows Server 2012 GoldおよびR2 * Windows RT 8.1 * Windows 10 Gold (バージョン1507) * Windows 10 バージョン1511 * Windows 10 バージョン1607 * Windows 10 バージョン1703 * Windows Server 2016

2.2 影響を受ける設定

影響を受ける特定のシステム設定については、公開情報に詳細な記述は見当たりませんでした。Win32kカーネルモードドライバーのオブジェクト処理に関する脆弱性であるため、該当するOSが動作している環境全般が対象となると考えられます。

3. 影響を受けた時の兆候

この脆弱性は権限昇格に関するものであり、直接的なシステム障害や明確なエラーメッセージを引き起こすものではないため、影響を受けたことを示す特定の兆候は不明です。しかし、攻撃者が既にローカルアクセスを得ており、この脆弱性を悪用して特権を昇格させた場合、不正なプロセスや活動がSYSTEM権限で実行される可能性があります。

4. 推奨対策

4.1 本対策

ベンダーが提供するセキュリティアップデートを適用することが、最も推奨される対策です。 Microsoftは、この脆弱性に対応する更新プログラムをリリースしています。 CISAは、連邦政府機関に対して2022年8月10日までにこの脆弱性の修正を義務付けていました。

具体的な更新プログラム(KB番号)は以下の通りです。 * Windows 8.1 および Windows Server 2012 R2: KB4019213 * Windows Server 2008 R2 SP1 および Windows 7 SP1: KB4019263 * Windows 10 バージョン 1607 および Windows Server 2016: KB4019472 * Windows 10 バージョン 1703: KB4016871 * Windows 10 バージョン 1507: KB4019474 * Windows Server 2012: KB4019214 * Windows Embedded 8 Standard: KB4019214 * Windows Embedded Standard 7: KB4019263 * Windows Server 2008: KB4019204 * Windows Vista: KB4019204 * Windows XP SP3: KB4019204 * Windows Server 2003: KB4019204 * WES09 and POSReady 2009: KB4019204

4.2 暫定回避策(緩和策)

公開情報には、具体的な暫定回避策(緩和策)に関する記述は見当たりませんでした。この脆弱性はローカルユーザーによる権限昇格を許すものであるため、システムへの不正なローカルアクセスを防ぐことが重要です。

参照したサイト

他に解説すべき観点

CISA KEV (Known Exploited Vulnerabilities) カタログへの追加

CVE-2017-0263は、米国サイバーセキュリティ・インフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)の既知の悪用された脆弱性カタログ(KEV)に2022年2月10日に追加されました。 KEVカタログに掲載されていることは、この脆弱性が実際に攻撃者によって悪用されていることを意味し、セキュリティ対策の優先度が高いことを示しています。

脆弱性の種類 (CWE)

この脆弱性は、メモリ内のオブジェクトの不適切な処理に起因すると説明されており、CWE-416 (Use-After-Free) に分類される可能性がありますが、NVDなどではCWE-416という具体的な記述は見られず、「Windows kernel-mode driver fails to properly handle objects in memory.」と記述されています。

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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