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CVE-2017-0262 の詳細

CVEの情報

説明:
Microsoft Office 2010 SP2, Office 2013 SP1, and Office 2016 allow a remote code execution vulnerability when the software fails to properly handle objects in memory, aka "Office Remote Code Execution Vulnerability". This CVE ID is unique from CVE-2017-0261 and CVE-2017-0281.

CVE更新日: 2017-05-12 14:29:05.037000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 7.8

KEVの情報

KEV更新日: 2022-02-10

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.810050000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: False

AIを使った解説

解説:

CVE-2017-0262について、以下の観点から解説します。

1. 脆弱性の概要

CVE-2017-0262は、Microsoft Office製品におけるリモートコード実行の脆弱性です。ソフトウェアがメモリ内のオブジェクトを適切に処理しない場合に発生します。攻撃者はこの脆弱性を悪用して、被害者のマシン上で任意のコードを実行する可能性があります。この脆弱性の悪用にはユーザーの操作が必要であり、多くの場合、フィッシング攻撃を通じて特別に細工されたドキュメントを開かせることで悪用されます。

1.1 影響

この脆弱性が悪用された場合、攻撃者は被害者のシステム上で任意のコードを実行できます。これにより、機密性の高い情報への不正アクセス、データの改ざん、システムの可用性の喪失など、深刻な影響が生じる可能性があります。情報漏洩、データの完全性、システムの可用性に対する影響は「高」と評価されています。

1.2 深刻度

CVSS (Common Vulnerability Scoring System) スコアは 7.8 (High) と評価されており、深刻度は高いとされています (CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H)。 米国サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁 (CISA) のKnown Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログにも含まれており、実際に悪用されていることが示されています。 攻撃の複雑度は低く、特権を必要とせず、攻撃ベクトルはローカルですが、ユーザーの操作が必須です。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

この脆弱性の影響を受けるのは以下のMicrosoft Office製品です。

  • Microsoft Office 2010 Service Pack 2 (SP2)
  • Microsoft Office 2013 Service Pack 1 (SP1)
  • Microsoft Office 2016

なお、Ubuntuのソフトウェアには適用されないと明示されています。

2.2 影響を受ける設定

この脆弱性は、Microsoft Officeがメモリ内のオブジェクトを不適切に処理することに起因するため、特定の「設定」が影響を受けるというよりも、Officeソフトウェア自体の欠陥が問題となります。 2015年以降、CVE-2017-0262を含む複数のEPS関連の脆弱性が利用されたため、MicrosoftはOfficeのEPSコンポーネントを無効化せざるを得なくなりました。

3. 影響を受けた時の兆候

リモートコード実行の脆弱性であるため、攻撃者がシステム上で任意のコードを実行できた場合、その兆候は多岐にわたります。具体的な兆候は、攻撃者が実行するコードの種類に依存しますが、一般的には以下のような異常な挙動が挙げられます。

  • 予期しないプログラムのクラッシュやシステムの不安定化
  • 不審なプロセスやサービスが実行されている
  • 見慣れないファイルが作成されたり、データが外部に送信されたりする
  • パフォーマンスの低下
  • システム設定の変更

「行動ベースラインを確立することで、潜在的な悪用試行の特定にも役立つ」とされています。

4. 推奨対策

4.1 本対策

Microsoftからリリースされている最新のセキュリティパッチを適用することが最も重要な対策です。 詳細なガイダンスについては、Microsoft Security Response Center (MSRC) を参照してください。 オペレーティングシステムも常に最新の状態に保つことが推奨されます。

4.2 暫定回避策(緩和策)

セキュリティパッチが適用されるまでの暫定的な回避策として、以下の対策が推奨されます。

  • 信頼できない文書を開くことへの注意喚起: 出所の不明なドキュメントを開く際には細心の注意を払う必要があります。
  • ウイルス対策ソフトウェアの利用: 最新の状態に更新されたウイルス対策ソフトウェアを使用して、悪意のあるファイルをスキャンすることが重要です。
  • 仮想環境でのドキュメント開封の検討: 疑わしいドキュメントは、隔離された仮想環境で開くことを検討してください。
  • 従業員へのセキュリティ意識向上教育: フィッシング攻撃への対策として、従業員が不審なメールやドキュメントを見分け、開かないようにするための教育が非常に重要です。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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