CVE-2017-0261 の詳細
CVEの情報
説明:
Microsoft Office 2010 SP2, Office 2013 SP1, and Office 2016 allow a remote code execution vulnerability when the software fails to properly handle objects in memory, aka "Office Remote Code Execution Vulnerability". This CVE ID is unique from CVE-2017-0262 and CVE-2017-0281.
CVE更新日: 2017-05-12 14:29:04.987000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 7.8
KEVの情報
KEV更新日: 2022-03-03
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.781300000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2017-0261について、以下の観点で解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2017-0261は、Microsoft Officeにおけるリモートコード実行の脆弱性です。この脆弱性は、ソフトウェアがメモリ内のオブジェクトを適切に処理できないことに起因します。具体的には、Encapsulated PostScript(EPS)スクリプトの
saveおよびrestore命令におけるUse-After-Free(UAF)の脆弱性として特定されています。1.1 影響
この脆弱性が悪用された場合、攻撃者は影響を受けるシステム上で任意のコードを実行する可能性があります。これは、標的型攻撃(APT攻撃)グループによって実際に悪用されたことが報告されており、例えばTurlaというAPTグループがこの脆弱性を利用していました。
1.2 深刻度
NVD (National Vulnerability Database) では、CVSS v3.1の基本スコアは7.8(High)と評価されています。リモートからのコード実行が可能であること、および実際の攻撃での悪用が確認されていることから、その影響は重大です。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
以下のMicrosoft Office製品が影響を受けます。
これらのOffice製品が動作するWindows OSが間接的に影響を受けることになります。
2.2 影響を受ける設定
この脆弱性は、Microsoft OfficeにおけるEPS(Encapsulated PostScript)コンポーネントの処理に関連しています。マイクロソフトは、この脆弱性を含む複数のEPS関連の脆弱性を受けて、OfficeでのEPSコンポーネントを最終的に無効化しました。したがって、EPSファイルの処理が可能な状態であることが影響を受ける設定と言えます。
3. 影響を受けた時の兆候
FLTLDR.exeを開始する挙動が見られる場合があります。MSBuild.exeなど)が作成されたり、不審なネットワーク通信(遠隔操作サーバーへの接続、AES暗号化通信など)が行われたりする可能性があります。4. 推奨対策
4.1 本対策
4.2 暫定回避策(緩和策)
参照したサイト