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CVE-2016-8735 の詳細

CVEの情報

説明:
Remote code execution is possible with Apache Tomcat before 6.0.48, 7.x before 7.0.73, 8.x before 8.0.39, 8.5.x before 8.5.7, and 9.x before 9.0.0.M12 if JmxRemoteLifecycleListener is used and an attacker can reach JMX ports. The issue exists because this listener wasn't updated for consistency with the CVE-2016-3427 Oracle patch that affected credential types.

CVE更新日: 2017-04-06 21:59:00.243000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 9.8

KEVの情報

KEV更新日: 2023-05-12

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.903380000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2016-8735について、以下の観点で解説します。

1. 脆弱性の概要

Apache Tomcatにおけるリモートコード実行(RCE)の脆弱性です。この脆弱性は、JmxRemoteLifecycleListenerが使用され、攻撃者がJMXポートにアクセスできる場合に発生します。根本原因は、資格情報の種類に影響を与えたOracleのパッチ(CVE-2016-3427)に対して、このリスナーが整合性を保つように更新されていなかったことにあります。これにより、安全でないデシリアライゼーションが可能となります。

1.1 影響

攻撃者はJMXポートにアクセスすることで、認証なしにリモートで任意のコードを実行できる可能性があります。これにより、機密情報の窃取、ランサムウェアのインストール、内部ネットワークへの侵入など、サーバーが完全に侵害される危険性があります。攻撃者は、予期しないオブジェクトやデータを変更したり、予期しない関数を呼び出したりする可能性があります。

1.2 深刻度

  • CVSS v3.1 基本スコア: 9.8 (緊急 - Critical)
    • ベクトル: CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
      • 攻撃元区分 (AV): ネットワーク (Network)
      • 攻撃条件の複雑さ (AC): 低 (Low)
      • 必要な特権レベル (PR): 不要 (None)
      • ユーザー関与レベル (UI): 不要 (None)
      • スコープ (S): 変更なし (Unchanged)
      • 機密性への影響 (C): 高 (High)
      • 完全性への影響 (I): 高 (High)
      • 可用性への影響 (A): 高 (High)
  • CVSS v2.0 基本スコア: 7.5 (高 - High)
    • Red Hatによるベクトル: AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P
    • NVDによるベクトル: AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

この脆弱性はApache Tomcat自体に存在するため、Tomcatが動作する様々なOS環境に影響を及ぼします。 特定のOSバージョンとして、Ubuntu 16.04 ESMのTomcatパッケージが影響を受ける可能性があると記載されています。

2.2 影響を受ける設定

以下の条件をすべて満たすApache Tomcat環境が影響を受けます。

  • JmxRemoteLifecycleListenerが使用されている場合。
  • 攻撃者がJMXポートにアクセスできる場合。
  • 特に、EWS 2.xまたはJWS 3.xソースディストリビューションからビルドされたTomcatインスタンスでJmxRemoteLifecycleListenerを使用している場合。

影響を受けるApache Tomcatのバージョン:

  • Apache Tomcat 6.0.0 から 6.0.47 まで
  • Apache Tomcat 7.0.0 から 7.0.72 まで
  • Apache Tomcat 8.0.0.RC1 から 8.0.38 まで
  • Apache Tomcat 8.5.0 から 8.5.6 まで
  • Apache Tomcat 9.0.0.M1 から 9.0.0.M11 まで

3. 影響を受けた時の兆候

検索結果には、本脆弱性が悪用された際の具体的なシステム上の「兆候」については明示的に記載されていません。一般的にリモートコード実行の脆弱性が悪用された場合、予期しないプロセスの実行、設定ファイルの改ざん、不審なネットワーク通信、データ漏洩などの兆候が見られる可能性があります。

4. 推奨対策

4.1 本対策

  • Apache Tomcatのアップデート: 開発者が提供する情報に基づき、以下のバージョン以降にアップデートしてください。
    • Apache Tomcat 6.0.48
    • Apache Tomcat 7.0.73
    • Apache Tomcat 8.0.39
    • Apache Tomcat 8.5.7 (または 8.5.8)
    • Apache Tomcat 9.0.0.M12 (または 9.0.0.M13)
  • Tomcat Managerインターフェースへのアクセス制限: Tomcat Managerインターフェースへのアクセスを制限し、認証を有効にしてください。
  • ベンダーの指示に従ったアップデートの適用: 各ベンダー(OSディストリビューターなど)の指示に従ってアップデートを適用してください。

4.2 暫定回避策(緩和策)

  • JMXポートへのネットワークアクセス制限: 攻撃者がJMXポートに到達できないよう、ファイアウォールなどのセキュリティ対策によりJMXポートへのネットワークアクセスを厳しく制限してください。
  • JmxRemoteLifecycleListenerの使用停止: もし可能であれば、JmxRemoteLifecycleListenerの使用を停止してください。このリスナーを使用していない環境は本脆弱性の影響を受けません。

5. 他に解説すべき観点

  • CISAのKnown Exploited Vulnerabilitiesカタログへの掲載: 本脆弱性は、CISA(サイバーセキュリティ・社会基盤安全保障庁)の既知の悪用された脆弱性(Known Exploited Vulnerabilities, KEV)カタログに掲載されています。これは、実際に悪用が確認されている脆弱性であることを意味し、迅速な対策が求められます。
  • デシリアライゼーションの脆弱性: 本脆弱性は、安全でないデシリアライゼーションが原因で発生します。Javaプラットフォームにおけるデシリアライゼーションの脆弱性は近年多く報告されており、オブジェクトをネットワーク経由で送信したり、ファイルやデータベースに保存したりする際に発生する可能性があります。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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