CVE-2016-7193 の詳細
CVEの情報
説明:
Microsoft Word 2007 SP2, Office 2010 SP2, Word 2013 SP1, Word 2013 RT SP1, Word 2016, Word for Mac 2011, Word 2016 for Mac, Office Compatibility Pack SP3, Word Viewer, Word Automation Services on SharePoint Server 2010 SP2, Word Automation Services on SharePoint Server 2013 SP1, Office Web Apps 2010 SP2, Office Web Apps Server 2013 SP1, and Office Online Server allow remote attackers to execute arbitrary code via a crafted RTF document, aka "Microsoft Office Memory Corruption Vulnerability."
CVE更新日: 2016-10-14 02:59:38.013000
CVSSバージョン: 3.1
CVSSスコア: 7.8
KEVの情報
KEV更新日: 2022-03-03
EPSSの情報
EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。
EPSSスコア: 0.575820000
EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00
SSVCの情報
SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。
Exploitation: active
Technical Impact: high
Automatable: False
CVE-2016-7193は、Microsoft Officeにおけるメモリ破損の脆弱性です。以下に、その詳細を解説します。
1. 脆弱性の概要
CVE-2016-7193は、Microsoft Officeがメモリバッファの境界内での操作を不適切に制限していることに起因する、深刻度の高いメモリ破損の脆弱性です。Microsoft Officeが特定のローカルでアクセス可能な操作を処理する方法に不適切な検証や処理が存在するため、攻撃者は脆弱な状態をトリガーすることが可能です。
1.1 影響
この脆弱性が悪用されると、巧みに細工されたRTFドキュメントを介して、リモートで任意のコードが実行される可能性があります。攻撃が成功した場合、機密性、完全性、可用性の全てにおいて影響が大きく、システムが完全に侵害され、設定ファイル、資格情報、暗号鍵、機密データなどの情報にアクセスされる恐れがあります。
1.2 深刻度
CVE-2016-7193は「高 (HIGH)」の深刻度に分類されており、CVSS 3.1の基本スコアは7.8です。 この脆弱性は、2022年3月3日にCISAの既知の悪用された脆弱性 (KEV) カタログに追加されており、実際に悪用されていることが確認されています。 攻撃の可能性を示すEPSSスコアも高く、他の既知の脆弱性と比較して悪用される確率が著しく高いとされています。
2. 対象となる環境
2.1 影響を受けるOSバージョン
この脆弱性は特定のOSバージョンではなく、以下のMicrosoft Office製品に影響を与えます。これらの製品が稼働するWindowsやmacOS環境が影響を受けます。
2.2 影響を受ける設定
この脆弱性は、Microsoft Officeが特定のファイルを処理する際の内部ロジックに存在するため、特定の「設定」が脆弱性自体を直接引き起こすわけではありません。攻撃元区分はローカル (AV:L) であり、ユーザーの操作 (UI:R) を必要とします。 一般的には、巧みに細工されたRTFドキュメントを開くことで脆弱性がトリガーされます。
3. 影響を受けた時の兆候
検索された情報からは、CVE-2016-7193が影響を与えた際の具体的な兆候(例:特定のエラーメッセージ、システムログなど)は明示されていません。しかし、この脆弱性は任意コード実行を可能にするため、システムが侵害された場合は以下のような一般的な兆候が見られる可能性があります。
4. 推奨対策
4.1 本対策
ベンダー(Microsoft)の指示に従い、速やかにセキュリティ更新プログラムを適用することが最も重要です。この脆弱性はCISAのKEVカタログにも含まれており、緊急の対応が推奨されています。
4.2 暫定回避策(緩和策)
この脆弱性に対する具体的な暫定回避策は、公開情報には明記されていません。しかし、攻撃がユーザーの操作(巧みに細工されたRTFドキュメントの開封)に依存するため、以下の行動が緩和策として考えられます。
参照したサイト
その他解説すべき観点