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CVE-2016-4437 の詳細

CVEの情報

説明:
Apache Shiro before 1.2.5, when a cipher key has not been configured for the "remember me" feature, allows remote attackers to execute arbitrary code or bypass intended access restrictions via an unspecified request parameter.

CVE更新日: 2016-06-07 14:06:13.247000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 9.8

KEVの情報

KEV更新日: 2021-11-03

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.930390000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2016-4437の解説

1. 脆弱性の概要

CVE-2016-4437は、Apache Shiroの「remember me」機能における脆弱性です。Apache Shiroのバージョン1.2.5より前のバージョンでは、「remember me」機能の暗号鍵が明示的に設定されていない場合に、デフォルトの鍵が使用されていました。この脆弱性により、認証されていないリモートの攻撃者が細工されたリクエストパラメータを介して、任意のコードを実行したり、本来保護されているはずのアクセス制限を回避したりすることが可能になります。

この脆弱性は、CookieRememberMeManagerがデフォルトの暗号鍵を使用し、悪意のあるシリアライズ化されたオブジェクトを含む「remember me」クッキーを受信した際に、安全でないデシリアライズが発生することに起因します。

1.1 影響 この脆弱性が悪用された場合、以下の影響が考えられます。 * 任意のコード実行 (Arbitrary Code Execution): 攻撃者は、ターゲットマシン上で任意のコマンドを実行できる可能性があります。 * アクセス制御のバイパス (Access Control Bypass): 攻撃者は、保護されたリソースへの不正アクセスが可能になる可能性があります。 * 情報漏洩 (Information Disclosure): 脆弱なバージョンでは、情報漏洩のリスクも報告されています。

1.2 深刻度 * CVSSv3 (Base Score): 9.8 (Critical) * 攻撃元区分: ネットワーク (Network) * 攻撃条件の複雑さ: 低 (Low) * 必要な特権レベル: 不要 (None) * ユーザー関与レベル: 不要 (None) * 機密性への影響: 高 (High) * 完全性への影響: 高 (High) * 可用性への影響: 高 (High) * CVSSv2 (Base Score): 6.8 (Medium) * CVSSv2の評価では「中」とされていますが、CVSSv3では「緊急」と評価されており、任意のコード実行の可能性を考慮すると、高いリスクと見なされます。 * Tenableのプラグイン詳細では、深刻度は「Critical」と評価されています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン この脆弱性はOSバージョンに依存するものではなく、Apache Shiroのバージョンに依存します。

2.2 影響を受ける設定 * Apache Shiroのバージョン1.2.5より前のバージョン * 特に、Apache Shiro 1.2.4およびそれ以前のバージョンが影響を受けます。 * 「remember me」機能の暗号鍵が明示的に設定されていない場合。

3. 影響を受けた時の兆候

  • 不審なネットワーク接続や外部への通信の発生。
  • システムログやアプリケーションログに異常なアクティビティやエラーが記録される。
  • 見覚えのないファイルが作成されたり、設定が変更されたりする。
  • Metasploitなどのエクスプロイトツールが公開されており、実際に脆弱性が悪用された事例も確認されています。

4. 推奨対策

4.1 本対策 * Apache Shiroをバージョン1.2.5以降にアップグレードする。 * これは最も推奨される対策であり、脆弱性が修正されたバージョンに更新することが重要です。 * 強固な暗号鍵を構成する。 * 「remember me」機能のために、安全な乱数ジェネレーターやOpenSSLなどのツールを使用して、強力な暗号鍵を生成し、明示的に設定してください。

4.2 暫定回避策(緩和策) * 「remember me」機能を無効にする。 * リクエストパラメータを検証する。 * 悪意のある入力による悪用を防ぐために、リクエストパラメータを検証するようにします。 * アプリケーションへの外部アクセスを制限する。 * 特に「remember me」機能を使用するエンドポイントについて、潜在的な攻撃者への露出を減らすために外部アクセスを制限します。 * 監視と監査を強化する。 * サーバーおよびアプリケーションのログを定期的に確認し、異常または不正なアクティビティがないか監視します。 * セキュリティ監視ツールを使用して、疑わしいリクエストパターンを検出してブロックします。 * ユーザー入力を厳密に検証およびフィルタリングする。 * 正規表現やその他の検証メカニズムを使用して、悪意のあるデータがデシリアライズプロセスに侵入するのを防ぎます。

その他解説すべき観点

  • 既知の悪用:この脆弱性は、CISAのKnown Exploited Vulnerabilities Catalogにも登録されており、実際に悪用が確認されています。CISAは、2022年5月3日までにこの脆弱性に対処するよう期限を設けていました。
  • Metasploitモジュール:Apache Shiro v1.2.4 Cookie RememberME Deserial RCEのMetasploitモジュールが存在し、悪用が容易であることを示しています。

参照したサイト

NVDサイト

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