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CVE-2016-4171 の詳細

CVEの情報

説明:
Unspecified vulnerability in Adobe Flash Player 21.0.0.242 and earlier allows remote attackers to execute arbitrary code via unknown vectors, as exploited in the wild in June 2016.

CVE更新日: 2016-06-16 14:59:51.017000

CVSSバージョン: 3.1

CVSSスコア: 9.8

KEVの情報

KEV更新日: 2022-03-25

EPSSの情報

EPSSは脆弱性が今後30日以内に悪用される確率を予測するスコアリングシステムで、FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)が提供しています。
EPSSのスコアが高いということは、攻撃されるリスクが高いことを意味するので、早めの対策が必要です。

EPSSスコア: 0.200550000

EPSS更新日: 2026-10-16 00:00:00

SSVCの情報

SSVCはカーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所が提案する脆弱性の評価手法です。ステークホルダーごとに脆弱性対応の優先度を決定することを支援します。
本サイトでは、CVE、KEV、EPSSの内容からExploitation(悪用状況)、Technical Impact(技術的影響)、Automatable(自動攻撃の可否)を判定します。

Exploitation: active

Technical Impact: high

Automatable: True

AIを使った解説

解説:

CVE-2016-4171について、以下の観点で解説します。

1. 脆弱性の概要

CVE-2016-4171は、Adobe Flash Playerに存在するリモートコード実行の重大な脆弱性です。この脆弱性は、2016年6月に既に実環境で悪用が確認されたゼロデイ脆弱性でした。

1.1 影響

本脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者が任意のコードを実行できる可能性があります。これにより、影響を受けるシステムの完全な制御、不正なアクセス、データ漏洩、およびシステム侵害につながる可能性があります。

1.2 深刻度

この脆弱性の深刻度は「緊急(Critical)」と評価されており、CVSS v2スコアは9.3(危険)、CVSS v3スコアは8.8(重要)または9.8とされています。 CISAのKnown Exploited Vulnerabilities (KEV) カタログにも含まれており、積極的に悪用されたことが示されています。

2. 対象となる環境

2.1 影響を受けるOSバージョン

以下のバージョンのAdobe Flash Playerが影響を受けます。

  • Adobe Flash Player 21.0.0.242 およびそれ以前のバージョン (Windows, Macintosh, Linux, Chrome OS向け)
  • Adobe Flash Player Desktop Runtime 22.0.0.209 未満 (Windows/Macintosh)
  • Adobe Flash Player 継続サポートリリース 18.0.0.366 未満 (Windows/Macintosh)
  • Adobe Flash Player 22.0.0.209 未満 (Windows/Macintosh/Linux/ChromeOS 版の Chrome)
  • Adobe Flash Player 22.0.0.209 未満 (Windows 10/8.1 版の Microsoft Edge/Internet Explorer 11)
  • Adobe Flash Player 11.2.202.632 未満 (Linux)

2.2 影響を受ける設定

本脆弱性は、Adobe Flash Playerの内部的な処理の不特定のベクトルを介してリモートからのコード実行を可能にするものです。特定の「設定」が直接脆弱性を引き起こすというよりも、影響を受けるバージョンのFlash Playerがシステムにインストールされ、有効になっている場合にリスクがあります。

3. 影響を受けた時の兆候

検索結果には、本脆弱性による具体的な「兆候」は明記されていません。リモートコード実行の性質上、攻撃者はユーザーに気づかれることなくシステムを制御する可能性があるため、目に見える兆候がない場合もあります。この脆弱性は、標的型攻撃で悪用されたことが報告されています。

4. 推奨対策

4.1 本対策

Adobe Flash Playerは既にサポート終了(End-of-Life, EoL)となっています。そのため、Flash Playerをシステムから直ちにアンインストールし、関連製品の使用を停止することが最も強く推奨される対策です。

脆弱性が発見された当時は、Adobeからセキュリティアップデートが提供され、脆弱性が修正されたバージョンへの更新が推奨されていました。

4.2 暫定回避策(緩和策)

サポート終了前の暫定的な緩和策としては、以下が挙げられました。

  • Webブラウザの設定で、Flashプラグインの自動実行を無効にし、必要に応じて手動で有効にするように設定を変更する。
  • 特定の信頼できるWebサイトにのみFlashの使用を許可する例外設定を利用する。
  • 脆弱性管理ツールを使用して脆弱なバージョンのFlashがインストールされているホストを検出し、最小権限管理ツールを使用してユーザーが脆弱なFlashバージョンを実行するのを制限する。

5. 他に解説すべき観点

  • ゼロデイ攻撃での悪用: 本脆弱性は発見当時、既に標的型攻撃で悪用されており、Kaspersky Labの研究者によって特定されました。
  • APTグループによる悪用: ScarCruft APTグループがこのゼロデイ脆弱性を利用して、ロシア、ネパール、韓国、中国、クウェート、インド、ルーマニアの重要な標的に対する一連の攻撃を行ったと報告されています。
  • 製品のライフサイクル: Adobe Flash Playerは2020年末にサポートを終了しており、セキュリティアップデートは提供されていません。そのため、いかなるFlash Playerのバージョンも、現在ではセキュリティリスクを抱えている状態であると言えます。

参照したサイト

NVDサイト

NVDでCVEの詳細を見る

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